選挙戦本番スタート。
 心配された天気は昨日の雨から打って変わって快晴。12月の釧路には珍しい好天であった。
 9時半から出陣式神事を行い、10時から選対事務所前で第一声。松山千春さんが駆けつけて下さり、熱弁をふるってくれる。
 昨日の日本記者クラブでの党首討論会で安倍首相は、衆院選での主張を「この道しかない」とボードに書いていた。
 「この道しかない」このフレーズは日中、太平洋戦争で使ったフレーズで危ない主張だと松山千春さんはバッサリ切り捨てた。その通りである。「いつかきた道」の流れではないか。
 10日から施行される特定秘密保護法、集団的自衛権の行使等「この道しかない」では日本の将来が危険だ。こうした暴走をストップさせるのが今回の選挙の意義ではないか。
 鈴木たかこは北海道7区(釧路市(旧阿寒町・音別町)釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、白糠町、鶴居村、根室市、中標津町、別海町、標津町、羅臼町)から出馬し比例区との重複立候補で比例名簿第1位である。
 「自民党の伊東候補陣営は早速『鈴木たかこは比例で当選出来るので小選挙区は伊東に廻して欲しい』と言っている」と多くの人から連絡が入る。「これを悪魔あくまのささやき、盗人ぬすっと猛々たけだけしい、なんと卑劣ひれつな男か」との憤りの声、非難する声が鈴木たかこ事務所に数多く届いたそうだ。
 伊東氏も今年66歳、政治家としての時間は限られている。どうあがいても、逆立ちしても先は見えている。
 「ムネオさん、相当焦っている証拠です。うちは正々堂々真っ向勝負で行きましょう」と千春さんから言われ、全くその通りだと頷うなずくのみである。
 28歳「目指します日本のリーダー」が鈴木たかこのキャッチフレーズである。
 この闘い、小選挙区で勝つことにより間違いなく大きな道が開ける。釧路根室管内の皆さんのご理解を心からお願いするものである。
 「鈴木宗男は親バカだ」とマスコミ等でも書かれる事もあるが、私は親として「日本一の親バカ」で生きていく。弱冠28歳の娘を卑劣な、悪魔のささやきで有権者を惑わすその場しのぎの将来性のない政治家と断固相対して参りたい。
 時間が公平なジャッジを下してくれる事だが、先ずはこの選挙戦、何としても小選挙区で勝ち抜く決意である。
 読者の皆さん、知人・友人などご縁のある方に是非とも声をかけて戴ければありがたい限りである。
 菅原文太さんが亡くなったとニュースで知る。高倉健さんとは又違った個性派の俳優さんだった。
 私がメディアバッシングにあった14年前、菅原さんは「鈴木宗男みたいな個性のある政治家が必要で、鈴木宗男は面白い」とよく言ってくれた。
 7月9日埼玉県行田市に「ハスの花」を見に御一緒したのが今となっては最後となってしまった。心からのご冥福をお祈りするものである。