2013年の政治資金が発表され、自民党が大幅に企業献金を増やしている。国民一人当たり250円の政党交付金制度を導入する時、2年後に団体献金、企業献金は止めます、廃止しますと自民党は国民に約束したが、いまだ続けている。
 320億の政党交付金は一議員あたり、4500万円になる。さらに、政治献金には税金はかからない。政党交付金をもらう以上、団体献金、企業献金は、即刻辞めるべきだ。
 国民との約束は速やかに実行すべきだ。あわせて国会議員の一票の格差より、すぐにやるべきことは大幅な定数削減だ。2年前当時の安倍自民党総裁と野田首相との党首討論で、大幅な定数削減を約束したではないか。自ら、身を削る覚悟を首相として提案せずして何がアベノミクスか。「嘘つきに良い政治は出来ません」と多くの人から言われる。
 この選挙「アベノミクス」で信を問うと安倍首相は言うが、その前に2年前の国民との約束を速やかに実行するのが責任ある政治ではないか。
 選挙戦に入れば、当然この問題も争点のひとつとなるだろう。
 選挙公示まで3日。時間との競争で、テンテコ舞いの日々である。