安倍内閣の女性閣僚はじめ防衛相がうちわ問題・ストール騒動、政治資金収支報告書等で話題になっている。
 松島法相が特にターゲットになっているような気がするが、答弁はきちんと潔くうちわと認めた方が良い。言い訳じみた説明になっている話よりも分かりやすく頭を下げるところは下げた方が良い。
 ストールについても国会という所は慣例主義なので今の時代に合っているかどうか国会で担当の議院運営委員会できちんと協議してもらうべきである。
 江渡防衛大臣や小渕経産大臣の政治資金については面白おかしく騒ぎ立てるより、事実関係がどうなのかはっきりさせることではないか。
 最初から何かあるぞと言った興味本意で扱うのは公平ではない。
 12年前、「ムネオ疑惑」と言われ、ないことないことを報道された経験をもつ者として、是非とも冷静に正すものは正すといった姿勢で真実を報道してほしいものだ。
 政治家には監督責任がある。秘書を信頼していなければ成り立たない仕事である。この点もよくよく考えて戴きたい。
 重大かつ悪質なやり方ならば論外だが、初歩的な単純な齟齬・ミスは生じることがあるのではと思うものだが。
 何はともあれ国民の代表たる国会議員は24時間国会議員であり、国務大臣も24時間国務大臣である。くれぐれもそのことをきちんと胸に刻んで職務に精励して戴きたいと願ってやまない。