月100万円、衆・参国会議員に支給される「文書通信交通滞在費」の公開について臨時国会が始まってから話題になっている。
 私は公開する、しないの前に、この文書通信交通滞在費が月100万円必要かどうか基本の議論が先でないかと思う。東京の議員も沖縄・北海道の議員も同額である。
 また、飛行機・新幹線・JRパス代が全国会議員が受ける仕組みになっている。
 電話代としても東京都内はゼロ発信すると料金はかからない。それなのに全国一律というのは公平ではない。また、滞在費にしても国会議員は格安の議員宿舎(一般には50万円の家賃のところ)を約10万円で入っている。
 そもそも論としてこの文書通信交通滞在費が今の時代に合っているかどうか根っ子の議論をして無駄を無くすことが先決ではないか。
 必要な裏付けのある交通費・通信費・滞在費ならば国民も理解、納得するはずである。
 いずれにせよ国会議員の特権的待遇は止めるべきである。その議論をしっかりすることが政治の信頼回復に繋がる道ではないか。
 合わせて政党助成金320億円ももらっておきながら、企業献金・団体献金が今も残っていることも国民との約束違反である。
 国民一人当たり250円になる政党助成金導入の際、企業献金・団体献金は止めると決めておきながら今も濡れ手に粟で残している。
 最近、経団連が献金の仲介加入を自民党との間で再開したと発表したが、もってのほかである。
 民主主義はルールを守って初めて機能する。企業・団体献金を止める約束をしておきながら経団連が復活するとはとんでもないことだ。頭に虫の入ったようなことはすべきでない。
 読者の皆さんもよくよく考えて戴きたい。
 夕方の便で千歳空港に到着し、旭川に向かう。旭川市長選挙立候補予定者 東国幹氏の激励会を鈴木宗男後援会で開く。
 必勝の信念で取り組んで参りたい。