御嶽山噴火で2日現在47人の死亡が確認され、行方不明者が16人と報じられている。
 3日付、朝日新聞の1面記事によると3000m峰の中で登りやすい御嶽山は夏から秋にかけ一日で長野側からだけで1700~2600人程度にも上るそうだ。
 噴火当日の登山届は長野側303人、岐阜側24人しかなかったとのことである。
 今回のことを教訓に活火山に登山する時は、登山届を徹底させる必要があるのではないか。
 自衛隊員・消防隊員・警察官の皆さんが大変な状況の中で一生懸命捜索する姿を見るにつけ、登山届を出すのが登山者のルールとすべきである。
 昨日、10時から始まる予定の参議院本会議が遅れていた。
 NHKを付けながらなんで遅れているのかと不思議に思っていたが、今日の新聞・テレビで松島法相がストールを着用して一日の参院本会議に出席したことについて参院議院運営委員会で野党側がアントニオ猪木議員はトレードマークのマフラーを外して議場に入っている。マフラーは禁止なのにストールは認められるのかという問題提起で20分遅れたとのことである。
 本会議が終わってから議院運営委員会で協議すればと考えるものだが、議運理事会の皆さんは規則・慣例について重きを置いたようである。何とも流暢な出来事である。
 私の処に「国会における審議の優先順位はどうなっているんだ」「本会議を遅らせてまでのことか」と言った声が寄せられる。
 国民は良く見ていることを衆・参国会議員、心しておくべきである。
 今日は中川昭一さんの命日だ。早いもので5年になる。「去る者、日々に疎し」と言われる。いかほどの人が記憶しているだろうか。世の常とは言え、淋しいものである。
 安らかなるご冥福をお祈りしてやまない。