昼過ぎ、大きな揺れがそれも少し長かったので心配したが治まった。
 テレビを見ると埼玉・栃木・群馬で震度5、東京は震度4とのことだった。鉄道に一部遅れが出たが、大きな被害の情報は出ていないので何よりである。
 慣れとは怖いもので地震も3や4では驚かなくなってしまった。
 東日本大震災では一番強い所で震度7あり、震度6強が広域にわたっていたのでそれから比較してもどうしても緊張感がなくなってしまう。
 そうした感覚では駄目だと自分に言い聞かせながら「天災は忘れた頃にやってくる」を想い出し、「備えあれば憂いなし」を考えるものである。
 こうした地震のニュースを聞くにつけ、危ない原子力発電はいらない。再稼働はすべきでないとつくづく思うものである。
 自然の力は人間の科学技術の力を遥かに超えるエネルギー、人知じんちを超えるものがある。この自然と向き合って行くのが環境の世紀と言われる21世紀である。
 自然を敬い、自然に感謝して生活しなくてはならない。
 空気は誰が作ってくれるのだろうか。山の木々がCO2を吸収し綺麗な空気を作ってくれる。
 そして水も涵養かんようしてくれるのである。この尊い自然の摂理にもっともっと関心を持ち、感謝する必要があるのではと私はいつも思うのだが。
 読者の皆さんはいかがお考えだろうか。