自民党の谷垣幹事長は昨日のテレビ東京の番組で、消費増税率10%の引き上げは予定通り実施すべきと述べている。
 4月から6月のGDP(国内総生産)が消費増税で落ち込み、6月から9月の速報値がでる10月前に政府与党の幹事長が確信的に増税に触れるのは安倍首相への一番のサポート役をしている。
 谷垣幹事長はソフトな感じだが、芯の強い人でもある。加藤の乱では少しみっともない姿だったが、あれから14年、様々な経験を積み、今活かされているのではないか。
 ずっと谷垣幹事長を見ていて思うのは、忠誠心が極めて旺盛な点である。
 宮澤喜一さん、加藤紘一さんに対してしかり、今は安倍首相に対して一番忠誠を誓っているのではないか。そこを安倍首相がどう判断するか。
 政界、一寸先は闇と言われるが、谷垣幹事長は自然体でその都度生き延びてきたが、どこかでそれが報われる大きく花が咲くかもしれないと最近感じるものである。谷垣幹事長の一挙手一投足に注目して参りたい。
 みんなの党渡辺喜美前代表が浅尾代表に野党再編に舵を切るなら辞めて戴きたいと昨日述べたと報道されている。
 一個人から8億円ももらい代表を辞めた人がよくぞ開き直った言い方ができるものだと驚きに堪えない。頭に虫が入ってしまったのではと心配してやまない。
 一般の人に8億円というお金は想像も付かない額である。一般の人が8億円脱税したら即逮捕される金額である。それを電話1本で無心し、表ざたになったら慌てて返す。泥棒して後で返しても泥棒なのである。
 親切心や優しさがあるなら静かにアドバイス・指導するのが党人派政治家の基本であることをしっかり頭に入れてほしいものだ。
 午前中帯広で仕事をし、午後釧路に行き、夜は根室市長選挙の開票なので推薦した現職の長谷川候補の事務所に顔を出すことにしている。
 どこに居てもなかなか忙しい。働ける・動けることは有難い。