テニス世界4大大会の今季最終戦全米オープン、男子シングルスで、日本の錦織圭選手は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)選手を破り見事決勝進出を果たした。4大大会での日本人初の決勝進出である。
 この大会、世界ランク6位、4位、そして1位を破っての決勝であり、実力が伴っての快挙だ。錦織選手の大活躍でテニスを見る目が変わってくる事だろう。
 強い選手、ヒーローが出てくると、どの分野でも流れが変わる。その点でも錦織選手の果たした役割は大きい。
 さて政界でのヒーローはと問われると小渕優子経済産業大臣をあげたい。
 26歳で国政に登場してからコツコツと積み上げて、力を付けてきている。周りがはやし立てても本人は冷静に対処している。高望みをせず、足元を見据えてステップバイステップで堅実である。何よりも、人間味、人柄が優れている。
 今の政界で欠けているのは人情が無くなった事が1番だと思うが、この点小渕大臣は人間関係をしっかりふまえている。
 自然体でさりげない笑顔で地位についても、鼻につかない小渕優子大臣には天下人を目指して努力精進してほしいものである。
 人間関係、情という面では安倍首相も森首相以来の心の持ち主と感じる。それは人事に表れている。
 安倍晋太郎先生の秘書時代からの人間関係、政界に入ってからの人間関係を頭に入れて足元をきちんと固めていると私は受け止める。
 来年の自民党総裁選挙をクリアして安倍首相は大叔父佐藤栄作元首相の2798日に迫る長期政権になり、歴史の1ページを作られる事だろう。その歴史の1ページに日ロ関係がある。
 森元首相がロシアを訪問し、9日にモスクワで毎日新聞のフォーラムで講演する予定になっており、プーチン大統領とも面会すべく外交ルートで調整中とも聞こえてくる。
 安倍首相の思いを伝える森元首相の動きを注目したい。
 旭川に行き、11月に行われる旭川市長選挙立候補予定者あづま国幹氏の事務所開きに出席。新党大地の推薦状を手渡す。
 旭川は北海道第2位の街である。北海道を元気にする為にも、旭川市の果たす役割は重い。あづま国幹氏の当選に向け、尽力したい。