福島県は東京電力福島第一原発事故で出た廃棄物の中間貯蔵施設を大熊町・双葉町で建設することを認めた。
 福島県の重い判断だったが、約2000人いるとされる地権者の用地取得交渉が大変だろう。
 あわせて50年以内に最終処分場をどうするのか。30年以内に県外で出来るのか。政府は福島県外でと閣議決定しているが、本当にできるのかこれからも多難な大変な道のりである。
 今尚、避難生活を余儀なくされ、特に自分の故郷、住まいに帰れない人達のことを考えると何とも言えない気持ちになる。
 原子力発電は安全だと官僚から教えられ、鵜呑みにしてきた政治家の責任は重く、かつ反省しなければとつくづく思うものである。
 東京電力福島原発事故で原子力発電は何か起きた場合、とんでもないリスクがあることを日本はもとより世界に知らしめた。危ないものに手を出さない、手を付けないと更に更に徹底していかなければならない。何かあったらでは遅いことを皆さんよくよく考えて戴きたい。
 廃棄物の中間貯蔵施設一つとっても原子力発電所はいらない。再稼働は断じて許さないと声を大にして参りたい。
 朝、札幌を出て室蘭市に向かい、10時より北海道を代表する企業である栗林商会相談役 栗林徳光翁の告別式に参列。行年94歳の大往生に心からの哀悼をし、手を合わせる。
 プロ野球北海道日本ハムファイターズの稲葉選手が札幌ドームで会見し、今季限りで引退することを明らかにした。
 微笑みながら穏やかなお顔で「悔いはなく、目一杯努力してきた」と語る姿にプロ野球選手としての堂々たる風格あふれる姿に感激した。
 稲葉選手に心からの労いの拍手を送りたい。
 札幌に戻り事務所で仕事。18時から公益社団法人で講師を務める。
 今日の札幌は秋晴れのとっても気持ちの良い一日だった。