四国・近畿を縦断した台風11号がやっと今日、日本海地上で温帯低気圧になった。
 各地にその爪痕を残したが、今回は事前に避難勧告等情報の開示が早かったため大きな被害にならず良かった。これからも情報の伝達が極めて重要であり、心しておかなくてはならない。
 11カ月振りの日韓外相会談に続き、日中外相会談も日本時間10日未明2年振りに開かれ、日朝外相も10年振りに面会した。
 やっと閉じられていた窓・扉がそれぞれ開かれた感じだが、何事もきっかけである。
 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議がミャンマーの首都ネビドーで開かれた機会に会談ができたことは良かった。
 米国はイラク北部のイスラム教スンニ派、「イスラム国」へ3日連続の空爆を行っている。
 アメリカは「米国人を守るだけでなく、人道問題に対処するためだ」と言っている。
 理屈は理屈として力のある者、イコール善ではない。「民主」とか「人権」とかをアメリカは良く言うが、力で押さえつけるやり方ではないか。
 ジョンウエインはいつまでもいつまでもジョンウエインだったが、アメリカが一方的な価値観で世界を牛耳る日がいつまで続くのだろうか。
 よく見ていきたい。