約一年振りに昨年の9月以来の日韓外相会談が行われた。両外相は外相を含め様々なレベルで対話を継続して行くことで一致したと報道されているが、日韓関係改善に向け良い一歩である。
 おそらく岸田外相は留任することになると思われるので、岸田外相の地道な外交姿勢はこれから日韓はもとより、日中においても活きて行くことだろう。
 「外交力」イコール「人間力」である。岸田外相はじめ関係者が国益優先のもと、しっかり仕事をして戴きたいと願ってやまない。
 ウクライナ大統領府のチャールイ副長官がロシア軍の大部隊が人道支援を名目に国境に向かって進んでいると地元テレビの番組でロシアを非難したと報道されている。こういうのが「挑発」という話である。
 ロシアが国際的に非難されるような行動をするわけがない。こうしたペテン師的な話をするところにウクライナの問題がある。
 日本はウクライナに1500億内の支援を約束したが、ポロシェンコ政権が日本国民の善意を本当に国の再建のため活用されているのか。日本政府はチェックすべきである。
 「泥棒に追い銭」とか「金をドブに捨てる」という言葉があるが、国の予算は国民の尊い汗と涙の結晶の税金である。その中から援助支援していることをウクライナは十分理解しているのかどうか心配である。
 ポロシェンコ政権が本当にウクライナを真に代表するリーダーであるかどうかもよく見極める必要がある。
 マレーシア航空機撃墜事件の時も「あそこは自分達の手が及ばない地区だ」と国家を総括しているウクライナの大統領とは思えない発言をしている。
 ユシチェンコ、ヤヌコビッチのようにならない指導者であることを願ってやまない。
 台風11号で多くの皆さんが避難している。災害に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げる。
 天災はいつ起きるか判らない。がけ崩れ・土砂事故・河川反乱等、常に必要な緊急事態に備える社会資本整備をしておかないと大変なことになる。
 やはり昔から言われる「備えあれば憂いなし」である。お互い心の準備と日頃から必要なインフラ整備等は考えておかなければならない。