新聞各紙は9月の内閣改造・自民党役員人事について具体的に名前を上げて書いている。名前の出た人は内心迷惑しているのではないか。
 新設する安保法制担当相に安倍首相は石破幹事長にお願いしたと報道されているが、適材適所の配置である。政治家は沢山いても人物・人材はそうそう居ないものではない。
最終的に安倍総理・総裁が総合的に判断するものだが、一昨年秋・暮れの安倍総理・総裁のスタート時は総裁選挙・総選挙の後ということもあり、挙党態勢を取るため総裁選挙に立候補した人を全員入閣・党役員をさせ、バランスを取ったが、今度は全くしがらみのない本当の安倍カラ―人事が行われることだろう。
 現内閣の要、菅官房長官はなんでもこなせる。菅幹事長というのも面白いし、甘利官房長官もよい。また、甘利幹事長というのも党内的には問題ないだろう。
 現在、派閥の会長は昭和58年当選組が圧倒的に多い。町村・額賀・大島・二階各氏である。伊吹衆院議長も58年組だ。いつに安倍首相の決断だが、悲喜交々、後1カ月後にははっきりする。
伊吹衆院議長は昨日、衆院選挙制度改革の具体案を検討する有識者による第三者機関のメンバー15人を発表した。
思い切った議員定数の削減、一票の格差是正をしっかり議論してほしいものである。
衆院議員の任期まで後2年半である。今こそやらなくてはならない命題である。一日も早い答申を待ちたい。
 夕方、後援会会合のため徳島に向かう。