何とも腹立たしい。考えれば考えるほど、腹がたってくる。小樽ドリームビーチでのひき逃げをした男のことである。
 報道によるとビーチで13日午前4時半頃から12時間も飲酒し、たばこを買いに行くと言って多目的レジャー車(RV)を運転し、事故を起こしたとのことである。
 酒を飲んで運転してはいけない。いわんや一緒にいた仲間がなぜ止めなかったのか。責任はこれら仲間にもある。酒を飲んで泳いでも事故に繋がる。どうしてこの基本的なことを考えないのか。
いわんやこの事故を起こした男ははねた後すぐ救助しないでたばこを買って15分後に110番通報した。とんでもない非人間的行為である。
「気が動転して怖くなって逃げた」と言っているそうだが、たばこを買ったということは自分の欲望を優先して行動している。人の命よりタバコかと言いたい。どうしてこんなことが起きるのか、世の中殺伐としている。
 埼玉県川口市でも市職員が酒を飲んで運動し、ひき逃げ事件を起している。ミニバイクの女性を1・3キロ引きずり死亡させている。
「この男を1・3キロ引きずってやりたい」と言う声も私のところに届く。何ともやるせない思いである。
 世の中「情」がなくなっている。人としての「心」が欠如(けつじょ)している。国民から選ばれた国会議員に立ち上がってほしい。「節度・道義・信義」を重んじる日本の良き伝統を取り戻そうと。
 国会議員等しく世直し、それは日本人の心を取り戻す行動を行ってほしい。このままでは日本が危ないと考えるのは、一人 私だけではないだろう。一人でも多くの心ある人の出現を待ちたい。
 2020年東京オリンピックを控え、今一度「節度・道義・信義」の日本を一緒になって取り戻したいものと切に願ってやまない。