政務活動費でたびたび不自然な支出を出したと指摘された兵庫県の野々村竜太郎県議が辞職されたが、当然の流れだろう。
 それにしても説明の出来ないあの無様な姿は、頭に虫が入ったとしか言いようがない。
 それよりも野々村氏に一票を投じた有権者が一番ガックリしたことだろう。
 号泣県議としてテレビの話題になったが、記者会見で自分が何を言っているか分からず、混乱の果ての醜態しゅうたいであり、あれは号泣ではなくパニック、まさに「頭に虫の入った現象になってしまった」のだろう。
 それにしてもよくぞデタラメな政務調査活動費の使い道を考えたものである。その知恵をまっとうに活いかしたなら、又、別の歩みがあったのではと思うものである。
 北海道でも政務調査費について大きな動きがあった。
 北海道が2009年度に道議会に交付した政務調査費7429万円について違法な支出があるとした住民訴訟に札幌地方裁判所は高橋はるみ知事に対し自民党道民会議に交付した4445万円のうち2222万5千円を、民主党道民連合に交付した2984万円のうち1570万円を返還させるよう命じる判決を出した。住民側の主張を認めた判決は全国でも初めてとのことである。
 高橋はるみ知事はじめ関係者は、自分のお金でない、自分の懐ふところが痛まないという官僚的頭作りで「支出は条例に基づくもので使途基準にあっている」という考えだったが、それは間違いだと指摘されたのだ。
 交付を受けた道議会の自民党・民主党会派も真摯に受け止めるべきではないか。
 北海道民の汗と涙の結晶である税金は重くかつ大事に使うという当たり前の頭作りをしてほしいものである。
 甘えの構造から脱却することを強く望んでやまない。
 朝7時10分発で女満別に飛び、正午から芝桜で全国的に有名な網走管内滝上町 新党大地鈴木宗男後援会会合。1月12日以来の滝上入りで、皆さん喜んで下さる。
 18時半から同じく美幌ブロック(美幌町・大空町・津別町)後援会の恒例のビールパーティー。大勢の人が参加して下さり有難い限りである。
 32年に亘る人間関係にただただ感謝の気持ちで一杯だった。
 心配された天気も日がさし、オホーツクにも夏到来である。