河野洋平元衆議院議長が昨日、山口県での講演で従軍慰安婦問題に関する当時の河野談話の作成過程を検証した政府の報告書について「当時の経緯が正確に反映されているとの認識を示した」(北海道新聞3面)と述べている。
 更に、「河野氏は講演で慰安婦の募集に関し『軍の命令で拒否できなかったかもしれない』と述べ、強制性は否定できないとの見解を示した。今後の日韓関係については『両国の指導者は大局的にものを考え、より良い関係にしていって欲しい』と語った」(北海道新聞3面)
 一昨日の政府の報告書を踏まえての河野元議長の話だが、重みのある、大人の対応をしていると感じた。本来、報告書を作成する政府側の人は、先(ま)ず河野氏本人にも官房長官当時の経緯(いきさつ)を聞くべきでなかったか。
 ただ与えられた時間内で報告書をまとめるという官僚的なやり方が、日韓関係に大きな影を落としている。
 合わせて、慰安婦問題は米国も関わっている。日韓両国の関係改善にオバマ大統領が、3月オランダ・ハーグで日・米・韓首脳会談をセットした。この問題に米国も注目している事を、その任にある人達は頭に入れておくべきである。
 日韓両国の指導者は、英知をもって解決に向けて最善を尽くす義務があるのではないか。
 札幌市、空知管内は朝から素晴らしい夏晴れである。
 午前中、夕張市でカスタムカーのイベントに出席。3年連続で「ムネオアワード」の発表をさせて戴く。大勢の若者に囲まれエネルギーを戴いた。
 午後、夕張市、三笠市、美唄市幌延、砂川市各後援会会合。久し振りの顔合わせにホッとしながら、人間関係に感謝する次第である。