日本維新の会が一年半で分裂した。石原氏はもともと自主憲法制定派である。昭和48年「青嵐会」を結成した時もその綱領に自主憲法制定をうたい、タカ派グループと言われたものである。
 憲法を含め原発と最初から橋下共同代表とは考え方が違っていた。そこが一緒になったのだからこうなることは時間の問題だったのだろう。
 石原氏・橋下氏はそれぞれ自分の主張、立ち位置で発信出来るが、当選したての若い議員の中には次の選挙を考え、どちらに着いた方が良いのか思案する人もいることだろう。
 出てきては消え、消えては出来るという新党の流れだったが、日本維新の会も御多分に洩れず2年と持たなかった。
 「新党大地」はこの8月で10年目を迎える。この10年間絶えず国会議員を擁して、小なりといえども発信力を持ち、北海道の地域政党として活動してきた。
 ブレることなく「新党大地」「大地に還り、大地に学ぶ」という理念をしっかり訴えて参りたい。
 中曽根元総理の96歳の誕生会が行われたと報じられている。大勲位の存在感、その重みが伝わってくる。
 中曽根元総理のご長寿・ご健勝を心から願ってやまない。
 集団的自衛権を巡り、昨日は衆議院、今日は参議院と集中審議を行ったが、安倍首相と質問者とのやり取りが広く国民に浸透しているかどうか疑問である。
 国家主権・国土防衛、何よりも日本国民の生命・財産にかかわる重要課題である。
 国民の理解が一番大事であることを政府、与野党は肝に銘じてほしいものだ。