理化学研究所はSTAP細胞論文で不正があったとした小保方晴子研究ユニットリーダーの不服申し立てに対し再調査しないとした。
 STAP細胞があったと小保方氏は記者会見で話されたが、その裏付けはなされていない。
 技術的な問題に政治家が軽々に口をはさむことは慎まなければならないが、研究者として資料等を用いてしっかり説明するのは義務であり当然の責任ではないか。
 今回の小保方氏の問題は世界から日本の科学者・研究者は流用・盗用すると見られたら大変な信用失意に繋がる。真面目に取り組んでいる有為な学者にとってあまりにも大きなダメージになる。
 このことを理化学研究所も小保方氏もしっかり受け止めてほしいものである。
 興味本位でSTAP細胞問題を見るのではなく、日本の信用にかかわることだと私は心配するものである。
 日米TPP交渉は牛肉関税を日本は米国に引き下げる方向で調整していると連日報道されている。合意はしていなくとも合意に向けて調整している流れである。
 昨日、札幌でJA北海道中央会・北海道経済団体連合会・北海道消費者協会などで構成する「TPP問題を考える道民会議」は、TPP反対のビラを配ったと新聞に出ているが、農業団体も道経連も昨年の参議院選挙・一昨年の衆議院選挙では自民党を支援している。
 選挙ではTPP反対と言いながら、当選したら反対せずTPP合意やむなしという姿勢を取る嘘つき政治家・二枚舌政治家を断固糾弾するのが先でないか。
 一般の人ではなく政府与党に向けて厳しく・激しく「選挙の時の約束はどうなったのか」と正していくのが本来の行動と思うのだが。
 ポーズや反対したふりの上から目線の権力におもねる姿は理解されるものではない。
信念を持ってとことん対峙する農民運動の原点に立ち返った行動をしてほしいものである。
 新党大地はTPP断固反対である。
 朝から札幌市内を挨拶廻り。17時半から苫小牧で新党大地支部の役員会を行う。