昨日記者会見した小保方氏についてテレビ・朝の報道番組・ワイドショー・新聞各紙も一面から社会面と満載である。
 STAP細胞が実在すると小保方氏は自信を持って言ったが、具体的な科学的根拠は示されなかった。
 STAP細胞を共同研究者らの立会いの下で200回以上作ったと言うが、それならば共同研究者にも証言してもらえば良いものを何故しなかったのか。
 「STAP細胞は存在します」と明言しながら「私の未熟さ、不勉強が原因」と言っていたが、STAP細胞があったなら未熟さ・不勉強と言う必要がないのではないか。素人目から見ても良く判らない説明である。
 新たな万能細胞が見つかったと言って英国の科学誌に発表したのが問題のスタートである。
 そして理研の調査委員会は捏造や改ざんと言う不正があったと認定したのだ。理研も小保方氏も日本の信用にかかわることなのでしっかりと調査報告、実験について一日も早く示してほしいものだ。
 「日本人はどうなっているんだ。嘘つきだ」と言われないためにも両者の果たす説明責任は重いと思うものである。
 東京第二検察審査会が東京電力福島第一原発事故を巡り業務上過失傷害容疑で告発された菅直人元首相・枝野元官房長官・民主党の海江田万里代表について「不起訴相当」と8日付で議決していたと報道で知る。
 社会面ベタ記事で見落としかねない。
 今も続いている東京電力福島原発事故であり、もっと大きく扱われてもよいと思いながらも政治家に特に時の政権に緊張感を持たせる意味でも告発されたことは良かったと考える。
 最高指導者の判断違いは、国益はもとより地域に甚大な被害・損害を与えることになるのだから。
 今後とも時の政権に対し検証する上でも市民はビシビシ問題提起をしてほしいものである。
 夕方千歳に飛び、苫小牧市に行き、女性組織の集まり「八重桜会」総会に出席。女性のパワーを感じながらこの15年間の巡り合せ、ご縁に感謝するものである。