与野党7党は昨日、憲法改正手続きを確定させる国民投票改正案を衆議院に共同提出している。
 国民投票改正案は憲法改正の是非を問うものだが、憲法改正には各党それぞれ温度差がある。
 衆議院では自民・維新・みんなが憲法改正に前向きで3分の2の議席を持つが、参議院は3分の2がないので国民投票法改正案が成立したとしても実施に至るにはハードルがある。
 憲法96条では衆議院・参議院の3分の2以上で憲法改正を発議し、その後、国民投票で過半数の賛成を必要としている。
 今回の改正案では法施行から4年後に投票年齢を20歳から18歳以上に引き下がることや公務員の政治活動にも触れているが、何よりも国民の理解を得ることが一番である。
 日本の将来に係ることなので国民から選ばれた国会議員はしっかり議論に議論を重ね、国民に説明責任を果たして戴きたい。
 STAP(スタップ細胞)の論文問題で小保方氏が記者会見した。
 捏造ねつぞうや改ざんがあったと認定されたことに対し不服申し立てをし、それに対しての説明・反論の機会だったと思うが、読者の皆さんはどう受け止めたであろうか。
 理化学研究所調査委員会はきちんとした報告を一日も早く出して戴きたいものである。
 釧路で葬儀委員長を務め、収骨・繰り上げ法要にも出席しお参りし、夕方東京に戻る。
 人生の別れ・出会い等をしみじみ考えた一日でもあった。