自民・公明・民主・日本維新の会・みんな・結い・生活の与野党7党は衆院選挙制度改革について有識者による第三者機関を設置することで正式合意した。

定数削減と一票の格差是正は待ったなしの一昨年の衆院解散総選挙で自民・民主・公明党は国民に約束したことである。

あれから一年半近く経つのに具体的動きがないこと自体、異常である。国会議員自ら身を削り、血を流す覚悟と決意を持って取り組んでもらいたい。

自民・公明は比例を180から30削減、小選挙区は295、民主・維新・みんな・結い・生活の各党は小選挙区295を270か280に削減し比例削減は今後の検討課題となっている。

共産・社民両党は安易な定数削減には反対で、抜本的な制度改革を主張している。新党改革は国会議員の定数を半分にと主張している。

各党の主張で一番わかりやすいのは新党改革の考えだ。

国会議員の定数半減というショック療法をしたら国民が目を丸くして評価するだろう。

新党大地はすぐ半分とは言わないが、300小選挙を200にし100の定数削減、これだけでも国民は目を丸くしてびっくりすることだろう。

定数削減・一票の格差是正は待ったなしに今通常国会で成案をまとめるべきである。政治があったという結果を示して戴きたい。

午前中、苫小牧市内挨拶廻り。小雪の舞う中だったが、北海道では3月でも当たり前のことなので驚くことはない。

この厳しい自然の中で黙々と働いている人の姿を見る時、頭が知らず知らずの内に下がる。

まじめに働いている人が報われる社会にしたいものだと自分自身に言い聞かせたものである。