1月27日（月）ムネオ日記

　ＮＨＫの籾もみ井い会長が２５日のＮＨＫ会長就任記者会見で、従軍慰安婦の問題で「どこの国もあった」、特定秘密保護法案について「心配ない」、尖閣・竹島など領土問題について明確に日本の立場を主張するのは「当然だ」と日本の領土であり、実効支配している領土問題でない尖閣を上げるなど、更に「政府が右と言うものを左と言うわけにはいかない。政府とかけ離れたものであってはならない」等々の発言に対し、今朝のＴＢＳ（東京放送）ＪＮＮの取材に「個人的意見として申し上げたが、本来は個人的意見としても言うべきではなかった」と述べている。
　この籾井会長の言い方はすり替えの話だ。ＮＨＫ会長の就任記者会見での発言で、ＮＨＫ会長として話している。「個人的意見として申し上げたが」と述べているが、籾井個人の話を記者は聞いているのではなく、ＮＨＫ会長としての籾井なにがしの話なのである。
　なぜ正直に「間違っていました。言いすぎました。ごめんなさい」と国民に謝らないのか。つまらない言い訳をするより潔さを示すべきではないか。
　国務大臣なら問責決議が出て辞任相当の発言を白々しい不遜な態度でインタビューに応じている姿に腹立たしく思った。
　ＮＨＫ経営委員会の人達もこんな人をどうして会長にしたのか説明すべきである。
　それなりのポストに就いたら２４時間その職の看板を背負っていることをわきまえなくてはならない。
　国民から選ばれた国会議員はしっかり籾井ＮＨＫ会長の発言を資して国民に説明責任を果たす義務がある。
　それにしても「大丈夫か」と安倍首相の足を引っ張るのではと心配する声が多数寄せられる。