今日は阪神淡路大震災から19年である。平成7年、5時46分に発生した直下型地震で、6434人もの犠牲者が出た。あらためて犠牲者と被災された皆様に心からのご冥福とお見舞いを申し上げる次第である。
 平成7年は村山富市政権で、初動対応が遅れ、特に自衛隊に対する要請が後手に廻り批判されたものである。あの時の教訓が3年前の東日本大震災に活かされたと思う。
 「のど元過ぎれば熱さ忘れる」と言い伝えられるが「災害は忘れた頃にやってくる」という言葉もある。
 自然災害はまさに計算できないものである。普段からの心構え、体制だけはとっておくのが最低限の務めではないか。
 小泉進次郎氏が自民党を除名処分されていた舛添氏を応援するのは「大義がない」と一昨日発言していたが、やはり大きな波紋、話題になっている。
 読売新聞4面に「小泉氏がかつて所属した町村派の16日会合で、萩生田光一党総裁特別補佐は『(小泉氏は)暇に任せて(都知事選で)汗をかく必要はない。暇なら後輩の面倒をみてもらいたい』と述べ、公然と小泉批判を展開した。舛添氏支援に「大義がない」と異論を唱えた小泉進次郎復興政務官についても「都連が推薦し、党本部も支援を決めたのだから大義はある。細川氏を支援するなら反党行為とまではいかなくても『非党行為』だ」(派閥領袖)との言葉も出ている」という記事がある。
 小泉進次郎氏の発言にあえて触れるところに図体は大きいがなんとなく気の弱い一本真の通らない、皆で渡れば怖くないと言った自民党の姿が見えてくる。逆に裂帛の気合で敢然と立ち向かう小泉親子の方に国民世論は同情してしまうことになってしまうのではないか。
 沖縄では19日に名護市長選挙の投票日である。沖縄では「3日戦争」と言って、選挙残り3日間で勝負がつくと言われている。
 先行する名護市民党の稲嶺現職候補に自民党推薦の候補が追い上げる構図だと言われているが、この名護市長選挙の結果は少なからず都知事選挙にも影響するだろう。
 上から目線で押し付けの札ビラで沖縄名護市民を買うやり方の自民党推薦の候補が良いのか、沖縄の思い、沖縄の心を訴える稲嶺現職候補が良いのか、上意下達じょういかたつ的に舛添支援を決めたやり方と都民の声なき声を受け止め出馬を決意した細川氏とオーバーラップするものである。
 1月6日・15日の「ムネオ日記」でも触れたが、ソチオリンピック開会式に安倍首相が出席すべきだと私の考えを書いたが、今日する方向と聞き、本当に良かった。
 10日に森元首相・菅官房長官と会った際も「開会式に出られることが日露関係の充実、北方領土問題の解決の一ページになりますよ」と話させて戴き、両氏とも安倍首相が帰国次第、相談すると言われたがその方向になり何よりである。
 これで今年は北方領土問題解決への道筋が付けられると期待してやまない。
 朝の便で帯広に行き、10時から最初の選挙から大変お世話になっている有城帯広市議会議員のお母様の告別式に参列し、心からのお参りをする。
 帯広市内を挨拶廻りし、夕方釧路に向かう。今朝の帯広は-17度、冬本番である。