昨日、細川護煕元首相が東京都知事選挙に立候補することを表明した。小泉元首相も細川氏を応援していくことを明らかにした。
メディアは「脱原発」が唯一の争点と言う方向に引っ張って行こうとする流れだが、世界を代表する大都市東京である。2020年、東京オリンピックもあれば、日本の首都でもある。
日本は勿論、世界が知っている東京都をどうするか幅広く骨太の議論をしてほしいものだ。告示まで9日間である。
細川氏に対しかつての佐川急便とのことや、オレンジ共済、友部参議の話も出てくることだろう。
舛添氏に対しても人間性・倫理観等話題になることだろう。
ネガティブキャンペーンは計算の内とは思うが、一寸した話で風向きが変わって来る。この一週間メディアの動きも注目したい。
 それにしても殿様と変人が組むとはわからないものである。全く違ったタイプがタッグを組むことにより、話題性があると思えばマスコミに対するビックサービスである。2月9日の投票日までどんな話題が提供され出てくるのか注目したい。
 2020年オリンピック組織委員会会長に森喜朗元首相が決定した。ここでも元首相のお出ましである。ただし組織委員会の会長は森喜朗元首相をおいて適任者はいないのでここは当たり前、順当な決定である。
森元首相が大きな役割を果たし2020年東京オリンピック成功に導いて行くことだろう。
その森元首相が2月7日のソチオリンピック開会式に出席する。安倍首相も一緒に行って2020年東京オリンピック開催決定の際、堂々と表に出して東京を支持してくれたプーチン大統領に感謝を申し上げるだけでも大きな信頼醸成に繋がり、次の展開に持っていけると考えるのだが。政府与党にプレイヤーの登場を願ってやまない。