12・13日は各地で成人式が行われた。この人生における厳粛な式で騒いだり、飲酒したり、身勝手な行動をする若者が出てきている。
 我々の頃は整然と行ったものである。いつから成人式が「荒れた」と言われるようになったのか。
せっかく20歳という人生の大きな節目の式をもっと大事に、そして重く受け止めてほしいものだ。こうした若者の心をなくした行為は政治とも関係があると私は思う。
 節度・道義・信義が日本人の美徳・精神と言われて来たが、小泉政権以後、勝ち組・負け組と格差の拡がる社会になり、額に汗して努力しても報われない社会になり若者はやる気をなくしてきた側面があるのではないか。
市場原理主義・過度な競争・非正規社員・契約社員、今の若者はという前に、政治が、大人が心を失わせる、いや心をなくしてしまう弱肉強食の政治を行ってきたことも一つの原因ではと考えるものである。
 次代を担う若者には自分だけの世界で、たった一つの人生であることをしっかり胸に刻み目標・目的を持って前を見据えて歩んでほしいと願ってやまない。
 21世紀は君たちの時代であるのだから。一寸した優しさと、思いやり、慈しみ、愛情を持って雄々しく生きて行ってほしい。
 報道各社が沖縄名護市長選挙で世論調査をしている。一市長選挙に全国のメディア、マスコミが関心を持つのは普天間飛行場の移設先が名護市辺野古沖だからだ。
 現職の稲嶺候補が有利な闘いをしているという世論調査の流れだが、油断をするとあの綺麗な海を埋め立てる候補者に逆転されてしまう。
 選挙は投票箱のふたが閉まるまで気を抜かないで闘うことである。沖縄県民の思いを、沖縄県民の心を示す良識の結果が出ることを期待してやまない。
 札幌でお見舞いや挨拶廻りをし、苫小牧に行き、新党大地苫小牧支部長だった、故 矢部幸一さんの49日法要にお参りをする。40年に渡るご厚誼に改めて心から感謝してやまない。
 15時前の列車で帯広に向かい、18時から林業団体、理容団体の新年会に出席。懐かしい人にお会い出来、嬉しい限りである。