1月5日、朝日新聞1面トップで「検察、裁判証言を指示か 密室で『予行練習』、2面トップで意図せぬ証言 迫る密室 検察、筋書を畳みかけた2分間 調書通り証言なら求刑減示唆」という記事があったことを読者の皆さんもご存じのことと思う。いわゆる検察の「証人テスト」である。
 この記事の後、私のところに「鈴木さん、あなたと佐藤優さんが昨年6月、徳間書店から出された『政治家抹殺』で書かれていたことは、朝日新聞の記事を見て現実だと良く判りました」という声が多数寄せられる。
 この徳間書店から出した「政治家抹殺」の中に、検察が作ったQ&A、尋問シナリオを乗せてあり、検察官が証人に公判で聞く箇所、答えを詳細に指示、重要箇所にはアンダーラインや二重丸を付けて前もって頭に入れておくよう誘導している。
 ムネオ日記読者の皆さんも権力が間違って使われたら「明日は我が身」ということを知ってほしい。
 真に公正・公平な社会にするためにも私は悪しき権力と闘っていく。
 1月23日の今年1回目の東京大地塾は「証人テスト」、検察が神聖なる裁判所、法廷での証言を前もって「予行練習」をしている実態を説明し、佐藤優さんに解説してもらいながら行いたいと考えている。1人でも多くに皆さんのご出席を心からお願いしたい。
 森元総理、菅官房長官のところに新年のご挨拶に伺う。森元総理は意気軒高でラグビー協会の会長として2019年9月のラグビーワールドカップ日本開催、2020年東京オリンピックについて熱く話しておられた。勿論、日露関係についても意見交換した。
 菅官房長官も今や大官房長官の風格で、この人が安倍首相を支えておられるとオーラさえ感じた。
 お二人の活躍、存在が日本にとって大事であるとつくづく思ったものである。