昨日、朝7時から千代田区中央倫理法人会モーニングセミナーの講師として出席。
 会場から遥かに富士山を仰ぎ見ることができ、その富士山の姿、美しさにしばし言葉もなかった。
 さすが世界遺産と思いながらも、自然のなせる見事な造形に手を合わせるのみであった。なんとも言えぬ景色と気持ちの良い心ある皆さんとの触れ合いに、ただただ感激した次第である。
 子供の頃から「富士は日本一の山」と歌ってきたが、改めて世界に誇れる日本の財産であるとつくづく感じたものである。
 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の韓国軍に自衛隊が薬弾一万発を提供することについて国連を介して要請があり、緊急性・人道的見地から政府が決定したという話であったが、自衛隊の現地隊長は防衛省とのテレビ会議で韓国軍から直接要請があったことが報道で明らかになっている。
 「現地隊長を務める井川賢一等陸佐は『韓国軍の大佐から22日(日本時間)に電話で周りが敵ばかりなので一万発を貸してほしいとの差迫った要請があった』と東京の小野寺五典防衛相とのテレビ会談で経緯を語った」(北海道新聞1面)と出ている。
 「韓国側は『国連に要請し、国連を通じて支援を受けた』と直接の要請でないことを強調した」(北海道新聞1面)と食い違いを見せている。
 政府も韓国側もここは正直に説明責任を果たすべきだ。正しくない話をすると猪瀬都知事の二の舞になる。事実を述べればよいのである。
 緊急性と人道的見地から結論に反対する人はいないと考えられるので、せっかくの良い話が間違って伝えられることはあってはならない。
 速やかに正確な経緯を国民に説明すべきである。