徳洲会から5000万円受け取った猪瀬都知事の答弁が訂正や記憶違いが露呈し、東京都議会はついに百条委員会を設置すると報じられている。
 そもそも5000万円ものお金を、大金をなんと心得ていたのか。こんな人に5000万円渡した徳田毅衆議院議員が一番悔しく情けない思いをしているのではないか。
 4月に猪瀬都知事は「イスラム諸国は互いに喧嘩ばかりしている」という暴言を吐き問題になった。その後、2020年東京五輪開催が決定したためこの話は忘れ去られているが、この時点で猪瀬氏には危機管理やバランス感覚について問題であったのだ。公人としての資質を欠いていたのである。
「のど元過ぎれば熱さ忘れる」ではなく、つい8か月前のことを思い出してほしいものだ。東京五輪の組織委員会の立ち上げもすぐやらなくてはいけない。猪瀬都知事の一日も早い自ら身を処す決断を待ちたい。
 都議会で5000万円をバックに入れるしぐさを見せるようなマネは見たくもない。
 産経新聞1面トップに仲井真沖縄県知事が辺野古埋め立て承認へと大きく出ている。
 沖縄県民の代表である知事が沖縄県民の思い、心を無視するような判断を本当にするのだろうかと自問自答した。
 日本の陸地面積の0.6%の沖縄に米日米軍の74%が駐留しているのは異常である。平和の配当は日本全体で受けている。米軍の整理、縮小、統合を進め、日本全体で考える話だ。
だから私は率先して沖縄米海兵隊の県道104号線越、155ミリ榴弾砲の実射訓練を北海道矢臼別演習場に受け入れたのである。
沖縄の痛み、苦しみを考えない、また自ら分かち合おうとしない上から目線の押し付け強圧的やり方は必ずどこかで流血の騒ぎになるだろう。沖縄県民の魂を込めた闘いを軽く見てはならない。
仲井真知事も間違った判断をすると自分で自分の首をしめることになるだろう。沖縄に対する差別とも言ってよい過度な米軍駐留を少なくさせるため、私は沖縄県民の思い、心をしっかり胸に刻んで私なりの行動をして参りたい。