自民党の石破幹事長が講演の中で特定秘密保護法案に触れ、市民団体のデモについても「人が恐怖を感じるような音で、絶対にこれを許さないと訴えることが本当に民主主義にとって正しいことなのか」と述べたことが、特定秘密保護法案の規制強化に繋がるのではと懸念する報道が相次いでいる。
 民主主義には様々な、多様な意見があっても良いことである。自分達の勝手な受け止め、認識で判断されたらそれは、民主主義でなくなる。
 保守とは古き良きものは守りながら、たえず改革をして行く、その改革とは下から盛り上がる声で成し遂げられるものである。上からの押しつけでやるのは改革ではなく独裁である。
 どうも圧倒的議席を持つ自民党・公明党与党は、政権党としての堂々たる受けて立つ姿勢がないようだ。何を焦っているのか不思議でならない。
 自民党沖縄県連は普天間飛行場の名護市辺野古受け入れを容認した。
 昨年12月の総選挙、今年7月の参議院選挙で自民党沖縄県連は党本部と違う反対の立場で選挙をし、結果を出したのではないか。何とも筋の通らない話である。
 政党としての理念・志は何処へ行ってしまったのか。
 TPPにしろ、普天間問題にしろ、「反対」と言っておきながら選挙が終わったら変節する国会議員がいる。
 こうした議員は必ず、次の選挙で選挙民が公平公正な判断をして退場させられることだろう。
 阿寒湖畔、あかん遊久の里 鶴雅を朝出て、釧路管内釧路町廻りをして夕方、東京に戻る。
 今朝の阿寒湖畔は快晴で、雌阿寒岳・阿寒湖がひときわ冴えていた。自然の成せる美しさに、しばし心奪われる。
改めて自然の造形に感謝した次第である。