10月31日、鈴木たかこ代議士が提出した「1993年に明治神宮外苑競技場(元国立競技場)に建立された『出陣学徒壮行の地』記念碑に関する質問主意書」に対する答弁書が、今日の閣議で決定された。
 今、生存されているかつて学徒出陣された皆さん方が、2020年東京オリンピックのメーン会場となる国立競技場の全面改修により、記念碑が撤去される予定となり、元学徒の皆さんは記念碑が改修後も国立競技場に残すことを強く望んでおり、その希望を何とか叶えてやりたいとの思いで鈴木たかこ代議士は質問主意書を出した。
 今回の答弁書では「お尋ねの『出陣学徒壮行の地』碑の扱いについては、現在、独立行政法人日本スポーツ振興センターにおいて保存の在り方を検討していると承知しているが、文部科学省としては、国立霞ヶ丘競技場陸上競技場の改築後においても、その敷地内で適切に保存されることが望ましいと考えている」と書かれていた。
 国立競技場の改修後も引き続き残されるとのことで、一安心である。元出陣学徒の皆さんの思いが通じて良かった。
 鈴木たかこ代議士のタイムリーな質問主意書で良い結果が出されて、つくづく良かったと思うし、これが政治である。
 一日、札幌事務所で仕事。中川一郎先生時代から大変お世話になった人のお見舞いに、昨日、今日と伺ったが、時間との闘いと聞かされ、胸が痛む。ただただ奇跡を待つしかない。世の中、無常なことが多い。世の習いとは言え、悲しく、辛いことが数多くあるものだ。
 生きていることに、生かされていることに私は改めて感謝し、日々送って参りたい。