2013年11月9日(土) 昨日、選挙制度改革について自民・公明・民主3党の実務責任者がまとめた衆院選挙制度の合意文書は、定数削減について何の具体策・具体案を示していない。
 昨日11月14日の野田首相と安倍総裁との党首討論で定数削減を実施することで解散総選挙となったのである。それを受けて自民・公明・民主の3党は次期通常国会で定数削減をおこなうと国民に約束をしたのである。
 選挙が終われば国民との約束を実行しなくてよいのか。この点、政治不信をもたれる所以ゆえんでないか。
 来年4月から消費増税が待ったなしで実施される。円安で物価、特に油・ガス代が大幅に上がっている。
 国民に負担をしいる前に消費増税を決めた立法府の国会議員が自ら身を削らずして政治の信頼は得られない。
 衆院は300の小選挙区を200にする100人削減、参院は人口100万人に1人で127人、給料も3分の1カット、ボーナスは財政再建の目途が付くまで凍結する。これ位のことは実現して初めて国民の理解を得られると思うのだが。
 政治家の姿勢、あるべき姿が年末から年明けにかけ国民は良く見ていることだろう。
 午前中、友人の見舞いをし、お昼の便で中標津に飛ぶ。北海道は晩秋初雪のニュースも入ってくる。
 根室管内中標津町・別海町でお世話になった人の弔問をする。夜は羅臼町で鈴木たかこ代議士と一緒になり、国政報告会・懇親会を開く。
 3月の新春交礼会以来の羅臼だったが、羅臼後援会は30年前からの結束・絆をしっかり維持されており、有難い限りである。
 若い世代の人達も加わり幅広い後援会になり力強く感じた。近くにある国後島を見ながら、北方領土問題解決を切に願うものである。