5日、国家安全保障局(NSA)は日本も監視していたとニューヨークタイムズ紙が入手した内部文書を報じている。
 インテリジェンスに同盟なしと言われるが、米国は淡々と職責を全うさせているのである。
 ドイツ メルケル首相が10月23日、オバマ大統領に直接電話し、抗議・不満を表したことに端を発し、世界中に表ざたとなった米国の盗聴疑惑がこれからどんなやり方、技術で情報を得ていくのかじっくり見ていかなくてはならない。
 自国の利益・国益を護るためには諜報活動は必要不可欠ではあるが、一方で信頼・相互利益・協力もまた大事である。
 このバランスをどう考えてやって行くかが大切ではないか。
携帯電話・電子メール・コピー・サイバー攻撃、世の中便利になってこの便利さが人間が人間を監視することになっているのだが、時代に合ったやり方、手段として行われていると考えるしかない。
 公の立場にある人は24時間監視されていると緊張感を持って職務に精励するしかないと心してほしい。
 午前中、札幌事務所で仕事をする。14時の列車で旭川に向かい、市内挨拶回り。17時過ぎから旭川医科大学開学40周年式典に鈴木たかこ代議士の代理として出席。
45年前から旭川と釧路で誘致を巡り激しく運動展開していたことを想い出しながら、当時の水田大蔵大臣の力を借りながら中川一郎先生は旭川に決定した。
 山口釧路市長はガチガチの社会党市長で、中川先生とは右ボックスと左ボックスの違いだった。旭川も五十嵐社会党市長だったが、まだ柔軟性があったのと、国政選挙における立ち位置で中川先生の心を五十嵐市長は上手くつかんだ。
私も知恵を貸したものとして感慨深い国立旭川医科大学の決定であったことを想い出した式典・祝賀会であった。
 人間関係は一寸した気配り配慮で歴史が作られることを改めて教えられた思いである。