伊豆大島といえば、温暖で風光ふうこう明媚めいびな観光地と思っていた人は、多いのではないか。それが、台風26号による土石流で大災害を受けてしまった。
 自衛隊等など、1000人態勢で安否不明者の捜索にあたっているが、自然の猛威もういの前に時間がかかり、不明者家族の皆さんはもどかしく思っていることだろう。
 それにしても自然のエネルギーの計り知れない破壊力に、呆然ぼうぜん、唖然あぜんとするばかりである。備えあれば憂いなしとは言うが、今回の土石流は、暴雨による全く計算外の出来事だったのか。
 亡くなられた皆様ご家族関係者に心からのご冥福、お見舞いを申し上げ、不明者の奇跡きせきを祈るのみである。
 改めて自然との共生、自然に対する敬うやまいをもちながら、防災整備を更に更に進めていかなくてはならない。
 「国家強靭化対策」と仰々ぎょうぎょうしく言う前に、目の前の地すべり、山崩れ、河川の氾濫はんらん等、国民の安全・安心の政治を進めてほしいものである。
 来年、1月2日、3日に行われる第90回箱根駅伝の予選会が行われ、シード校以外の13校が決まった。順当に伝統校、常連校が通過している。90回記念大会はどんなドラマが待っているのか、今から楽しみである。
 10時から、東京大地塾党員から皇居をまわるランニング交流会に誘われ参加する。久し振りに皇居を二周しながら、気持ち良い汗をかく事が出来た。
 15時30分から、埼玉県川越市で民間会社の講演会に呼ばれ、講師を務める。地方でしっかりしたポリシーを持って頑張っている企業がある事に感激した。
 どこの世界もやはり「人」である。特にリーダーの器量、資質ししつ、指導力が大事である事を痛感した。
 19時発の便で、札幌に向かう。