10月9日(水)

 石川ともひろ前代議士が3カ月のフィリピン留学生活から昨日帰国したとのことで挨拶に来られた。ひとまわりスリムになり、精悍な顔つきでたくましさを感じた。
 最高裁に上告中の件も弁護士さんのお力添えを戴き、最後までしっかり闘っていくと決意されていた。英語力もつき、将来に向け着々と力を蓄えている石川前代議士に心からの声援と支援をして参りたい。
 インドネシアバリ島で安倍首相とプーチン大統領の会談があったが、1年に4回も首脳会談ができたことは日ロ関係の良好さを示すものである。
 そのプーチン大統領は昨日、記者会見で北方領土問題について「日本とロシアの間で経済を含めたあらゆる分野で協力が進み、日本との平和条約交渉における実務レベルでの条件が作られつつあると語り、改めて解決に意欲を示した」と、ノーボスチ通信が伝えた。
 プーチン氏は会見で「平和条約問題を解決するため敵対的ではなく友好的な関係を構築することが必要だ。日本とはそれが可能だと思っている」とも表明した。(朝日新聞夕刊2面)
 プーチン大統領の発言をしっかり受け止め、日本側が積極的にカードを切っていくべきである。北方四島における共同経済活動はその最たるものである。
 安倍首相の強力なリーダーシップにより外務官僚を指導してほしいものだ。現実的解決論で平和条約交渉を進めるしかない。国家主権に関する問題は両国の最高首脳による決断しか解決の方法はないのである。
安倍首相の手腕に期待したい。