副大臣・大臣政務官が新たに選任された。内閣府副大臣・復興副大臣・農林水産副大臣の一部が留任されたが、行政の継続性、特に復興・TPPと重要課題を推進、解決する上で理にかなった判断と思う。
 副大臣は認証官である。大臣の代わりを務める立場であるが、衆院当選4回・5回の人を起用しているが、副大臣を認証官にする制度を作った時、大臣経験者、もしくは大臣並みの政治経験を有する者を起用し、国会答弁等にあたり大臣の海外出張等を円滑にしょうということだった。
 国会改革で大臣の国際会議等出席を優先させなければという話が報道で漏れ伝わってくるが、それならば副大臣は2人いるのであるから、1人は大臣経験者、1人は当選4・5回の人でもよいのではないか。人事によって重みが違ってくるのである。
 新たに副大臣・大臣政務官になられた人は国家国民の為、全力で働き、そして将来につながる道を切り拓いて戴きたい。
 夢は見るものでなく、実現するためにあることを頭に入れて各位の一層の精励(せいれい)奮闘(ふんとう)を願ってやまない。
 安倍首相は消費増税を予定通り実施することを記者会見で表明した。
 2020年、東京オリンピック招致が決定し、アナウンス効果だけでも経済は上向くので増税は行わないのではと思っていたが、「イケイケドンドン」である。
 サラリーマンの給料が上がって初めて皮膚感覚で景気回復を実感するものと思っていたが、その前のムード・イメージでの判断をしたのか。
 いずれにせよ来年増税がスタートして経済がどうなるか。地方が活性化されるのか。格差は益々広がっていくのか等々、よく見なくてはいけない。
 緊張感を持って政治を見ていきたい。