ブルネイで開かれているTPP(環太平洋経済連携協定)交渉の閣僚会合で、年内の妥結に向け交渉を推進する共同声明が発表されたと報道されている。 今までさまざまな2国間、多国間経済交渉が行われて来たが、これほど情報開示、情報の透明性のない交渉は初めてである。 日本として「守るべきものは守る」と言っているが、現時点で「こうなっている。こう言う状況だ」と言う国民に対しての説明責任が一切ないのは唖然とするばかりだ。ある日、あの時「こうなりました」と結論、結果ありきではたまったものではない。 国民から選ばれた国会議員、特に政府を作っている与党議員は何をしているのだろうか。自分の選挙区では「断固守ります」と言っているが、何の根拠もない話ではないか。 秋の増税問題、TPPと、世の中どういうことになるのかしっかり見極めて参りたい。 昨日は大阪から東京に戻り、事務所で打ち合わせをし、夕方の便で千歳に向かい札幌で18時半から8月の北海道大地塾。 7月の参議院選挙の総括をし、出席者にお礼を申し上げる。北海道においては35万2千票、得票率は14.7%であり、第3党の座は揺るぎなかった。全国比例区でも諸派扱いで新党大地と言う名前が出ない中、52万票、約1%と言う貴重な得票を戴いたことに新党大地と鈴木宗男に対する期待感があったことに自信を深めたと話し、皆さんの理解を得る。 3年は国政選挙はないと思うが、1年7か月後には統一地方選挙がある。先ずはこの闘いに向けての動きを加速させて行きたい。地方議員を目指す若者が1人でも多く新党大地から出馬してほしいものである。8時半から札幌事務所で仕事をし、11時そば街道「新そばまつり」に出席し、今年の新そばを戴く。12時から札幌市の狸小路から大通公園を今月のウォーク&トークを行う。全国から来ている観光客、札幌市民の皆さんと直接対話を行うことが出来た。千歳から女満別に飛び、17時から恒例の新党大地 鈴木宗男大空町後援会のビールパーティー。雨が降ったりと天気が心配されたが、予定通り行うことが出来て良かった。