昨日の長崎原爆の日、平和記念式典で田上富久長崎市長は「被爆国としての原点に返ることを求める」と挨拶している。
 核廃絶に向けた切実な思いが伝わってくる。被爆地 長崎市の行政の長として当然の思いを淡々と語ったことだろう。
 前にも触れたが、アメリカのオバマ大統領が2009年4月5日、プラハでの核廃絶演説がノーベル平和賞に繋(つな)がったことを改めて知るべきである。
 政治家の究極の目的は世界平和であると私は常々考えて来たが、世界唯一の被爆国日本の国会議員は、より強い意志、決意を持って取り組んで戴きたい。
 夏の甲子園、北北海道代表の帯広大谷高校の応援に甲子園に出向く。甲子園常連校の福井商業を相手に大接戦を演じたが、結果は4対3の惜敗である。北国のハンディを負っての環境の中で堂々と福井商業と渡り合った帯広大谷高校の球児の頑張りを称えたい。勝利女神は時には非情な判断をするものである。
8回表までの流れは帯広大谷にあったが、魔の8日裏であった。しかし9回表、ホームランも出て、1点差まで追い上げ、更にランナーも出して最後まであきらめない姿は、多くの人に感動を与えたとことだろう。この甲子園の経験をこれからの人生に活かしてほしいものだ。