オスプレイが岩国から2機、普天間に到着し、残りも近く移動し昨年配備の12機と合わせて、24機が普天間に配備される事になる。沖縄への過度な負担を今以上すべきでない。
オスプレイの訓練は、技術的には全国各地の飛行場のある演習場で出来る。何故、沖縄普天間なのか。平和の配当は等しく日本全体で受けている。駐留米軍の負担も日本全体で受けるのが、公平でないか。住宅、学校、病院が傍にあり、世界一危険な飛行場と言われる普天間を使わせるべきでない。
普天間の返還を、当時の橋本首相が成し遂げてから、約束してから16年になる。時間がかかったのも政治の責任である。沖縄県民にこれ以上の負担をさせてはならない。
沖縄に駐留米軍の74%が集中するのは異常としか言いようがない。日本全体で沖縄の声を受け止めていこうではないか。
平成8年、沖縄県道104号線越米海兵隊の実射訓練を一番先に北海道で受け入れを実現した者として、私は強く言いたい「日本全体で考えましょう」と。
防衛省も外務省ももっと沖縄の声、いや声なき声に向き合ってほしい。先の大戦での沖縄の大変な苦しみ、戦後27年の占領下、筆舌(ひつぜつ)に尽くしがたい沖縄の歴史をしっかり考えた政治をしてほしいと強く強く訴えたい。
11時より、中村博彦参議院議員の告別式。私は友人代表として、40年にわたる中村さんとの出会い、友情を、心を込めて弔辞で述べさせて戴く。中村博彦氏のご冥福を祈ってやまない。
徳島から羽田で乗り継ぎ、千歳に向かう。札幌で参議院選挙で、事務所でお手伝いして下さった方々に、心からのお礼とねぎらいのご挨拶をする。
 新しい次のステージに向けて、確かな動きをして参りたい。