昨夜、参議院議員で自民党の中村博彦氏が亡くなったとの連絡受ける。
70歳、早すぎる旅立ちに世の無常を感じた。
26日、森元首相とお会いした時も中村氏の病状について心配したものだが、叶わぬ夢となってしまった。
 想えば、40年前からのお付き合いである。政治家志向でいつも前向きだった。
県議から2度、衆議院に挑戦したが、叶わず老人福祉事業を立ち上げ今や全国を代表する「健祥会」として大きな役割を果たしている。
 老人福祉施設協議会を背景に参議院全国区に打って出て、2度の当選を果たし、政治家としてこれからが本舞台と言う矢先の永遠(とわ)の旅立ちに誰よりも中村さんご本人が一番悔しかったことだろう。心からのご冥福をお祈りしたい。
「情」のなくなった政治家の多い中で、中村さんは私との古くからの縁を大事にされ、私が困難な時、留守の時、事務所を、家族の者を励ましてくれた。何よりも有難いことで感謝したものである。心からのご冥福をお祈りしたい。
 昨日開かれた全国財務局長会議で景気動向に関して、東北だけを据え置き10地域で判断を引き上げている。
 期待感先行のイメージ・ムードで判断している様が気がしてならない。
円安による油関係の高騰や物価の値上がり、仕事はあっても人手不足、資材の値上がり等、新たな問題も出ている。
給料が上がり地方が元気になって初めて皮膚感覚で景気が良くなったと実感できると思うのだが、まだ時間がかかることだろう。
 正午から富山後援会の会合を行い、選挙のお礼を申し上げる。
皆さん初めてのことなので戸惑いと何よりも全国区に打って出る決定が遅かったので、後手後手にまわり大変だったとお聞きし、申し訳ないことだった。この経験を次に活かして参りたい。
羽田で乗り継いで徳島に向かい、中村博彦氏の弔問をする。心からのご冥福をお祈りした次第である。