昨夜、富山から6時間かけて福島に入る。途中、高速道路が工事中のため通行止めで、ホテルに入ったのは夜中になった。
 8時から福島駅前から市内で新党大地の「原発ゼロ」の訴えをする。
 10時に二本松市に入り、浪江町の皆さんが避難されている仮設住宅3か所を訪問する。北海度からわざわざ来てくれたと皆さん喜んでくれた。
仮設住宅に入って丁度2年になるそうだが、その皆さんのお気持ちを察する時、何とも言えない思いだった。
 私は通り一遍の挨拶よりも、私の経験談、1年3カ月の東京拘置所での拘留、1年間の喜連川社会復帰促進センターでの収監生活を話す。皆さんと違った意味で隔離生活していたことを、人生には色々なことが起きることを正直に語ると、熱心に耳を傾けて下さった。
案内してくれた役場の方も「天国と地獄を経験した鈴木宗男先生です」と紹介して下さったので話しやすかった。
「生きていれば良いことがある。生きていれば逆転もある。健康に体調管理に気をつけて下さい」とお話し、「原発ゼロ」「消費増税の凍結」が新党大地の訴えですと締めくくる。
 避難されている方々の中で、ルアンダ人の女性がおり、何とゴマの難民キャンプにおり通訳をしていたとのこと。北海道の自衛隊員が救援活動をしたのだが、今でも旭川の自衛隊員とは交流があるとのことだった。
 私もゴマに行き自衛隊員を激励し、ラジオ2000台を難民に届けたことを想い出した。19年前の出来事である。
 福島原発で避難されている人達を見ながら、北方領土の元島民の皆さんとオーバーラップした。
先祖の墓を残し、生まれ故郷を離れざるを得なかった元島民と浪江町を後にせざるを得なかった浪江の皆さんの姿は共通点がある。
今日訪問して大変勉強になったし、現場での関係者のご努力も身にしみるものがあった。
 新党大地の訴えよりも、避難されている方々の訴えの方が重いと受け止め、政治に繁栄させたい。
 郡山市内で新党大地の訴えをし、17時の新幹線で上野に向かい東京で活動する。
東京を5日間離れたが、充実した中身のある日々だった。
後3日、いよいよ3日戦争である。この3日間の頑張りが目的達成に繋がるかどうかの大きな境目と受け止め、新党大地 鈴木宗男候補はじめ、9名の全国比例候補者、北海道選挙区のあさの貴博、大阪選挙区のよしばみか各氏は、最後の力を振り絞って頑張ってほしい。
 私も与えられた環境・ルールの中で新党大地代表 鈴木宗男として精一杯の動きをして参りたい。
 後3日間、読者の皆さん、FB(フェイスブック)友人の皆さん、どうぞ新党大地の訴えを広めて戴きたい。