自民党がゼネコン団体、日本建設業連合会あてに4億7千万円の献金を要請する文書を送っていたことを報道で知り驚いた。
 国土強靭化法案、10年間で200兆円の公共事業枠を自民党が言っていたのは、こう言うことだったのかと、まさに与党の立場を利用した古いやり方である。
 上から目線の押しつけ、圧力である。国民1人250円の負担、しかも税金からいただく政党助成金をもらうとき、企業、団体献金を廃止しようという約束はどこへ行ったのか。もう20年経ったが、約束を守らないで、何がアベノミクスかといいたい。国民をなめている。
 今政治家に必要なのは心だ。その心は計算のできない、単位の付かない価値を追い求めることだ。それは優しさ、思いやり、慈しみ、愛情だ。新党大地は歯を食いしばって、失ってはいけない、忘れてはいけない道義、信義、節度を取り戻す政治を実現するため頑張っていく。
 参議院選挙公示。8時に新党大地札幌事務所で、新党大地代表として挨拶。新党大地の公約を述べる。
 9時から浅野北海道選挙区立候補者の第一声、新党大地幹事長、松木けんこう、女性局長、町川じゅんこ、それぞれ全国比例区立候補者の挨拶、鈴木貴子衆議院議員が力強く新党大地へのお願いをし、松山千春さんが駆けつけてくださり、思いのたけを話してくださる。雨の予報だったが、お天気になりよかった。
 お昼の便で東京に行き、15時から記者会見。新党大地の全国比例区にNPO法人ちば森林資源コンサーブ理事長、鈴木宗男氏が出ることになった。正真正銘の鈴木宗男氏である。
 以前からご厚誼を賜っていたが、2日の「鈴木宗男を叱咤激励する会」で松山千春さん、佐藤優さんが鈴木宗男氏に強く出馬を促したところ、ご本人も人生最後のご奉公ということになり、立候補することになった。
 巡り合わせ、ご縁、出会いは本当に不思議なものである。全国で私と付き合いのある人は沢山いるが、「鈴木宗男」という名前をみてホッとしたり、親しみを持つことだろう。
 同姓同名ということで批判的なご意見もあると思うが、同じ考え、理念を共有しての立候補であることを是非ともご理解いただきたい。
 16時から、有楽町マリオン前で東京での新党大地の訴えをさせていただく。
 景気回復を確実なものにするには、消費増税の凍結だ。その後16時45分有楽町交通会館前、17時20分新橋駅前、渋谷ハチ公前でも予定していたが、他党がやっておりパスし、18時半新宿駅西口でそれぞれ街頭。
 増税の前に国会議員の大幅な定数削減、国家公務員の2割カットの実施、これらで2兆円の財源が出る。郵政、NTT、JT(たばこ会社)、高速、地下鉄会社の株は30兆円もある。1年に5兆円売っても、6年は増税しなくて済む。更に政府出資特殊会社の政府保有各種資産は約65兆円。これらを活用すれば、少なくと5年、10年増税しなくてもやっていけると話す。
 北方領土問題の解決、若者に夢と希望を、女性の国会議員を3割に、取り調べの可視化、時代に合った憲法、年金は間違いなくもらえる制度、女性の働く環境の整備、TPP断固反対、原発ゼロ、原発に代わるエネルギー源としてのロシア、ガス、油田パイプライン化、東日本大震災の復興復旧、福島原発で避難している皆様の1日も早い帰還等々を訴える。
 さあ闘いは始まった。前進、前進、また前進。
 裂帛の気合で頑張っていく。
 新党大地の大いなる挑戦である。