25・26日と小樽市・札幌市を廻って感じたのは、北海道は政治を必要としていることだ。
 東京都議会議員選挙の43.5%の投票率は信じられない。「鈴木さん、東京は政治を必要していないのではないですか。インフラを始め、すべてが整っている。政治に関心がなくなって当然です」とか「東京と地方の差が良く現れた数字だと思います。地方にお医者さんがいない現実を東京の人は知っていないのでは」とか「政治家が身近に感じられない。選挙の時だけ顔を出す、そんな姿に嫌気をさし投票に行かないことで存在感を示している人もいるのではないでしょうか」と言った声を良く聞かされた。
 北海道と東京の認識の違いがはっきりする声である。
新党大地は北海道の地域政党としてスタートしたが、7月の参議院選挙、北海道選挙区に あさの貴博を、全国区にも打って出る。
大きなハードルだが、政治は弱い人の為にある。それぞれの地域の特性を活かし日本全体をバランスよく発展、維持させるのが政治だと訴えて参りたい。
 松山千春さんの春のコンサート最後は、札幌で25・26日行われた。
いつもながらの千春節と、絶妙なトークと素晴らしい歌で会場は盛り上がった。
「宗男さんに言っているんだ。政治は声なき声を聞く、受け止める、この政治の原点を忘れないでくれと。北海道から沖縄まで多様な文化・価値観を持っている日本だ。それぞれの地で政治を必要としている人が居る。その声を忘れないでくれと宗男さんには言っている」と熱くステージから語っていた。この千春さんの言葉を重く受け止めて、新党大地は闘って行く。
 参議院選挙期間中、松山さんは新党大地候補者のところに駆けつけると言ってくれている。これほど有難いことはない。松山千春さんと鈴木たかこ衆議院議員のコンビで選挙期間中、大きなうねりを起こしてくれることだろう。
 朝一便で東京に戻り、党本部で打ち合わせをし、昼から雷門前・スカイツリー周辺・日本橋・銀座・丸の内を鈴木たかこ代議士と街頭演説。
 「新党大地は参議院選挙全国区に打って出ます」と話すと「やっと大地と書けます。頑張って下さい」と大勢の人から温かいお声をかけて戴いた。
新党大地の全国区への挑戦に、読者の皆さんも注目して戴きたい。
 16時より、6月東京大地塾を議員会館会議室で開催。佐藤優さんから日露関係・外務省人事・元CIA職員エドワードスノーデン氏のことなどお話し戴く。出席された皆さんも目からウロコだったことだろう。流石、佐藤優さんである。選挙前に有意義な東京大地塾であった。
 18時半から松木けんこう氏の政経パーティー。松木氏は新党大地から全国区に出馬の決意を述べられ、私からも心からのお願いをする。
 ご出席の皆さんに感謝しながら更なるご支援を戴きたいと切なる気持ちである。



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