通常国会が閉幕した。今国会で結論を出すと、自民党、公明党、民主党による昨年11月の3党合意は実現できなかった。いや、国民に対する約束を反故にした。更に新たな結論の期限は設けず、何とも無責任な話である。与党も野党もなく、今すぐやるべきことを安易に、ただ先送りする今の政治に、新党大地代表として見逃すことは出来ない。
 この秋の消費増税、円安による生活物資の値上がり、国民生活は厳しくなっている。消費増税の前に、国会議員の特権的待遇、厚遇を見直すことが急務である。
何よりも、衆議院議員、参議院議員の定数を大胆に削減し、国会議員自ら身を削る、血を流す覚悟を国民に示すことが大事なのだ。甘えの構造、自分中心の今の政治に敢然とNOを突き付けたい。
 新党大地は、消費増税の前に、法律をつくる国会議員の定数削減、300の小選挙区を200にし、衆議院は100人削減。参議院は人口100万人で一人125人とし、現在242人の参議院議員を117人削減。
 そして国家公務員の総人件費2割カットを強く訴えていく。読者の皆さんのご理解、ご協力を心からお願いするものである。
 一日札幌で企業訪問、街頭演説等を行い、多くの人から、温かい声援、声をかけられ、有難い限りである。北の大地北海道から、流れを変えていく。北から南から日本を元気にする為、闘っていく。
 全日本柔道連盟(全柔連)は、改革の一環として、3人の女性を起用した。
 谷亮子さんが理事になったことは、何よりのヒットである。谷さんは、私もよく知っているが、実績、知名度、人柄、尊敬に値する。
 セクハラ問題に端を発した全柔連の問題である、3人の女性理事の活躍を願ってやまない。