昨日、岐阜県庁で16時から新党大地参議院選挙全国区に立候補予定の橋本べん氏(前衆議院議員)の出馬記者会見をしたが、その後1030人もの人が集まって下さり、「鈴木宗男事件の真相」と言うタイトルで話をさせて戴いた。
多くの人から「頑張って下さい。検察改革も絶対必要ですが、司法改革もしなければいけません。検察の調書をそのまま鵜呑みにする裁判官の判断は、裁判官自ら裁判官の権威を傷つけ失うものです。国民から選ばれた国会議員が何故、裁判官弾劾、検察官弾劾をしないのでしょうか。鈴木さん闘って下さい」等々の声が寄せられる。判る人は判ってくれると意を強くした次第である。
読者の皆さんも是非とも何が真実か、何が公平・公正か、昨年11月29日、私の事件に関し再審請求しているので注目して戴きたい。
 昨日の衆議院本会議で衆議院小選挙区の一票の格差是正の「0増5減」が再可決された。
 新党大地 鈴木たかこ代議士はこれに賛成した。本来は最高裁判所の「違憲状態」と言う判決を受け、速やかに大胆な定数削減、新党大地は300の小選挙区を200にし100人の定数削減、参議院は人口100万人で1人、125人し117人削減を主張しているが、定数削減が今国会で実現出来なかったことは昨年解散の際、自民党・公明党・民主党は国民に嘘を付いたことになる。
 消費増税はじめ円安で国民の負担が増えている時、国会議員だけがのうのうと特権・厚遇、身を削らない甘えの構造の国会議員を国民は何と思うだろうか。
 「0増5減」を再可決しても、5月時点の推計人口で2倍を超える選挙区が10選挙区にもなると報道されている。この事実は判り切っていることだ。どうしてすぐ反応して昨年12月に選挙が終わり、少なくとも3年は選挙がないのが常識だ。
この時期を活かして抜本的改革の定数削減をするのが国会の果たす義務だと思うのだが。読者の皆さんはどうお受け止めか教えて戴きたい。
 昨日の本会議で野田前首相が、定数削減を、今国会で出来なかったことに関し「騙した人が悪いのか、騙された私が悪いのか」と解散の際の自民党・公明党・民主党の定数削減の約束を果たされなかったことに「約束違反」だとも述べたそうだが、そもそも論で、あの時期に解散をした野田首相の方が政治家としての修羅場を知らない経験不足の成れの果てだと断じたい。
 公党同志の約束は重いものであり、実行するのが当然だ。この点、責任感がないとつくづく感じてやまない。そこに政治不信が生まれるのである。
 元外務審議官の田中均氏が24日の講演で安倍首相が拉致問題に絡んで安倍首相のフェイスブック(FB)で批判したことに対し、「事実誤認だ」と反論したと新聞に出ている。正確を記すために新聞記事を引用したい。
 「拉致被害者を北朝鮮に帰すべきだと(私が)主張したことになっているが、そうではない。政府として一時帰国しかないと決めた」と指摘(東京新聞6面)と出ている。
 当時、安倍首相は内閣官房副長官として北朝鮮に小泉首相に同行している。安倍首相の言う田中元外務審議官に外交を語る資格がないと言ったのは、「拉致被害者を北朝鮮に戻せ」と田中アジア大洋州局長(当時)が言ったことを指しているが、昨日の田中発言では政府が決めたことになっている。
それならば小泉首相・安倍官房副長官の判断だ。どちらの言っていることが正しいのか、ここは明らかにしなくてはならない。
 安倍首相もFBではなく、肉声でどちらが正しいか国民に説明して戴きたい。外交は積み重ねである。外交は約束をしたら守るのが外交の基本である。安倍首相の説明責任を国民は待っている。
 8時から浜松町・品川駅前で、新党大地 鈴木たかこ衆議院議員と街頭演説。昼、千歳に向かい、小樽市で新党大地 鈴木宗男後援会会合。小樽市内遊説、街頭。
 夕方、札幌市内で街頭演説。一日を有効に、かつ大切にして新党大地代表としての活動をして行く。
 30年前、初めての選挙、身を粉にして動いたことを想い出しながらの日々である。私は闘う。