青春大全集 を見た(※ネタバレあり)
サユリストはともかく、
松橋登様ファンは絶対に見なくてはいけない作品。
こういう感じで顔が近づいてきて
こうなったらもう… 卒倒モンですな～
当時の本作のウリが
吉永小百合さんのキスシーン
だったぐらいだから、
クライマックスでは
これでもかこれでもかこれでもか
というぐらいきます。
松橋様が超絶イケメンなのは勿論ですが、
のちの松橋キャラで発揮される
神経質な芝居の片鱗が、早くも垣間見られる。
煙草を逆に口にくわえてしまったり、
その指先が震えていたり、
目元や頬の一部をひきつらせる芝居がとにかく上手い。
あとは、さすが劇団四季出身という感じで、
発声がきれい。
理屈めいたセリフを言うシーンでは、
ほとんど舞台役者の台詞回しになっている。
(そーいや、荒谷さんも劇団四季出身だったわ
あの時代の劇団四季は、あんなイケメンばかりいたのか
と思ってしまう)
ラブホの入り口で
躊躇するシーン。
中盤の山場だけど、
ここで律子(小百合さん)の方が誘っているのに、
保(松橋様)の方が結局逃げちゃうのが
あーあ
な感じで。
ここでもふと思ったのが、
あの時代のラブホって、入り口あんなに明るかったの
とか、
他のお客さんとも触れ合えたりしちゃったの
とか、
ホテルのおばさんが外に出てきちゃうの
という事にも興味を持った。
あんなんじゃ入りにくいよねー。
そして酔った勢いで
司美智子さん(キカイダー モモイロアルマジロのあの人です)
と関係してしまう。
「坊やは昨日、私の腕の中で大人になったのよ」
の台詞で、
え 保も初体験
となった
松橋様のアップ画像は、
かるーく「キイハンター」のゲスト時さえ超えるので、
松橋様ファンは、
アップを楽しみましょう
のちの松橋キャラを知っていると、
こういう笑顔でも、裏で何か企んでいるのではないか
と邪推してしまうんだけど、
普通に喜んでる笑顔なんです(笑)
イケメンだと、こういうのも似合ってしまうところがスゴイ
クライマックスのキスシーン
尺どれくらいあったろう
まだ1回しか見てないのでわからないケド、
律子のしゃっくりで目が泳ぐシーンも含めて
ひたすら続くシーン…
ラスト、二人で役所へ婚姻届けを出すシーン。
嬉しそうな笑顔。
二人でクリスマスパーティーやってたら、なだれ込んでくるガキども。
そうそう、悪ガキの中で重要な役回りをする
伊達直人クン(偽名)
この人、のちの「猿の軍団」の梶正昭さん。
梶さん、実は私の中学の1年先輩なんですよー
こんな大作に出てたなんて…もうビックリ
そして、噛ませ犬的立場になってしまった竹脇無我さん演じる阿部。
密林のレビューでは概ね彼の評判が高いのだが、
女はこういう不良っぽい方(保)に惹かれるものなのよ。
こんな幸せそうな笑顔で微笑んでいる松橋キャラは、
この後はほぼないので、
松橋様のピュアなキャラを思う存分享受しましょう。
それにしても、
「思い橋」の松坂恵子さんと荒谷公之さんも普通に美男美女同士だけど、
こっちも普通に美男美女同士だよねー。
本作に男性ファンが厳しいレビューを書いているのは、
イケメンに嫉妬してだったりして…
じゃあ、次は「思い橋」について書くよー