ガッツジュン やっと最終回まで見ました~☆
甲子園に出場して、
まだ見ぬ父を捜す(ひとりぼっちのマウンド より)という
本来の目的が、1クールで立ち消えとなってしまい、
最終回も
え これで終わり~
的に終わっちゃいます
最初の1クールは、
ハチャメチャ魔球編+2週間毎に挑戦してくる
変な敵編で、
2クールで、進藤(篠田三郎氏)が入ってきてから、
普通の、青春・熱血・友情・野球モノ路線にシフト変更される。
初期の魔球編は、監督の船床定男氏が野球をよく知らないので、
野球ファンから不評だった
ということなんだけど、
そもそも、『柔道一直線』だって、
脚本を書いてた佐々木守氏は、柔道のルールも分からず、
ルールブックを見ながら台本書いてた、
というのは有名な話だし、
『侍ジャイアンツ』アニメ版で、作画を担当した天下の宮崎駿氏も、
野球のルールを知らなかったので、
作画がメチャメチャになっていた、
という逸話が残っている。
むしろ「知らなかった」からこそ出来た面白さ
だったと思うのだが、
この作品がウケなかったのは、
当時は、リアルタイムでプロ野球の放送をするのは当たり前で、
野球ファンの目が肥えていたからなのだろうか
これ、向かって右はのちの変身忍者嵐、左はウルトラマンタロウ(この作品の次の週から放送される『シルバー仮面』の、春日光三)
私も、35年来の野球ファン(ちなみにDeNA)だが、
初期のハチャメチャ魔球編も面白かった。
また、毎回父親の写真を見ながら、
「父さん…」
とやるシーンも、
ああ、最終回では会えるのかなー
なんて思ってしまっていた。
作品のレビューや、ウィキ等で、
『シルバー仮面』を1話分前倒しするために、
1話分短縮されて終わった、
ということだが、
短縮されてもされなくても、
たいして変化はなかったように感じた。
和歌山国体編ぐらいから、
純がロージン使うシーンが出てきて、
やっと本物調になったなー
と思ったところで、
カットが変わり、マウンド上で構える純のシーンになると、
ロージンがなくなっていたりして、
スクリプターは何をやっていたんだ
とツッコミたくなるシーン等も多いが、
純のこの角度で、サインを覗くシーンの表情
(右投げだから、セットポジだとこうなる)
がけっこうイイ顔なので、純の顔ファンは、見て損はないかも
ぶっちゃけ、主人公は爽やかイケメンなのだけど、
周囲が濃いキャラばかりで、
挑戦してくる敵も濃いので、
爽やかさが埋もれてしまったみたいで、もったいない。
あと、もう1周ぐらい見たら、印象も変わるかも~
ああ、早く『ひとりぼっちのマウンド』のCDが届かないかな~