大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス その2 | 徒歩歩日記

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス その2




海底で、ギャオスに切られた腕の傷を癒すガメラ。



ギャオスの超音波メスで、

破壊される名古屋城。

名古屋城は、大阪城についで怪獣によく壊されていて、

ゴジラも壊している。

昭和の怪獣映画では、現在ほど高層のビルや、

象徴的な建物がないせいか、

襲われる建築物がカブっている。

(東京スカイツリーを最初に壊してくれる怪獣って、誰なんだろう)

尚、この名古屋城破壊シーンは、予告編とテイクが違っている。

予告では、破壊され崩れ落ちる名古屋城の前を、

ギャオス通過するシーンがある。



真っ二つにされる車。

モーターショーに展示されていた、トヨタ車だそうで。

そういや、舞台は名古屋だもんなー。

本作は、前作とは違い、人食い怪獣の恐怖を描く一方で、

けっこうギャグ的なシーンも多い。

その中でも、有名なシーンである。



空中戦で叩き落とされたガメラが、

ギャオスの足に食いついて、

水中にひきずりこもうとするシーン。

夜も明けてきて、

ギャオスのアタマの色が、

赤く染まるシーンも印象的。

結局、自ら足を切断して、逃れるギャオス。

その食いちぎられたギャオスの足が、

ギャオス撃滅作戦のカギになる。

『対バルゴン』ほどではないが、

本作も、自衛隊が頑張っている。

それと、『バルゴン』から続いて見ていると、

前作では、圭介たちの不幸のきっかけともなる、

オパール捜索の指示を出し、

結局、小野寺に殺される、

圭介の兄役の、夏木章氏が、

本作では、自衛隊の隊長なので、

この違和感がたまらない。



その3に続く