そして あの時の宮城くん
『ビシバシ』
のサビで、
私にマイクを向けてくれた、
あの時の宮城くんの顔が
今でも忘れられない。
彼の、太ももをしっかりつかみながら、
上から落ちてくる彼の汗と、
発狂しそうな気分の中にひたっていた
あの時
『バーニングラブ』
のラストで、
女の子に抱きついて、
そのまま倒れ込んだのに嫉妬して、
「くそー、今度はこっちに来い
こっちに来い
来い」
と、念じていたら、本当に来た
その彼の顔も、
汗も、
太ももも、
それから5ヶ月後には…
地上から永遠に消えるなんて、
誰が思ったであろうか。