まみーです。
かなり長文になってしまいました
ある日の夕焼け。
ほんとにね、やっと腑に落ちました、夫の変さのワケが。
私たち夫婦は、夫が59歳、私が42歳のときに再婚。
43歳ときに息子を出産。
その息子も来月15歳。
おかげさまで元気で優しく賢い子どもに育ってます(はい、親バカでごめんなさい)
ちゃんと知らなかったのです、ADHDとかASDについて。
ええ、「大人の発達障害」などとも言われてますが。
そして「カサンドラ」のこともまるで知りませんでした。
初めて知ったのは3年前の2018年の秋のこと。
それまでの十数年間、なんとかして夫のことを理解して、お互いに気持ちよくコミュニケーションができて平穏な毎日が過ごしたくて夫のことを研究してきました。
いやほんとです。
そのことに関してだけみれば、まさに研究と実験の繰り返しみたいな生活でしたー(笑)
夫が再婚したことですら、夫の衝動性が関係しているのではという気もしてきます。
知り合ってからのたくさんの変なことを思い出すと、まさにADHD&ASDだからなのかと。
息子が生まれて1歳と4か月のとき、あることが起きて私は子どもたちと家を出たのですが、このことも私にしたらまったく理由がわからないけれど、夫のもつ「衝動性」が関係していると思うと納得できるというか。
このとき私は病みかけていました。
家を出なかったら「カサンドラ」になっていたと思います。
でも、家をでて行政の相談窓口の方に話をきいてもらったことで救われました。
それからの私は、この夫の変な不可解な人格は何だろうかと探し続けてきました。
おかげで私は心理学や夫婦関係の学びと出会い、実践して成長することができたし、夫の関係も最初に比べると、驚くほど良くなっていきました。
そう、コロナ禍前までは、ブログのネタになるような悩みはほとんどなくなり、書くことなくて困ったなあと思う日々もあったのです。
夫はたまにキレて怒鳴ったりしてましたが、わりとすぐに気持ちの切り替えができるようになっていたし、その時間の間隔もだんだんと長くなってるような感じもあったのです。
私も怒鳴られても真に受けないようになっていたし、適当に聞き逃せるようにもなっていました。
しかし、夫が70歳を超えて自動車免許の高齢者講習を受け終わったころから、だんだんと老化を意識するようになったのか、多少の気持ちの不安定さがでてきたことを感じてはいました。
自分の体が以前とは少し違ってきた感覚があったのかもしれません。
そもそも感覚過敏なところもあるし、不安神経症的なところもあるので、ふいに不安になってイライラしているのかなと思うことも。
そんなときに、コロナがバーンとやってきたわけです。
連日、ニュースで死者数や感染者数が叫ばれて、不安ばかりが煽られる毎日。
夫はこういうのに弱いのです。
弱いというか、過敏というか。
そもそも、独特の神経質さをもっているし、そこに変なこだわりもある。
上のふたりの息子は毎日仕事に行かなければいけません。
だから夫は気が気じゃないわけです。
毎日、塩素水をつくり、部屋という部屋のドアの部や取っ手、テーブル、蛇口、など手の触れる場所を消毒してまわります。
もちろん、黙ってしてくれるだけならありがたいのですが、そうじゃない。
とにかく、上の息子ふたりがまるで「ばい菌」でもあるかのように、どこを触るかどこに座るか見張ってます。
私と長男がいつものように会話をしているだけで、慌ててこちらへやってきて「離れろーー!!」と怒鳴る。
ちょっと尋常ではない感じ。
そこに反論したところで、絶対に人の話や意見は聞き入れないのでいちいち言わないけれど。
とにかく自分独自の思い込みを持ち、それを家族に押し付けるし、自分だけが正しいと思ってる。
私にはわけのわからないことで突然キレて、大暴れ。
過去にはノートパソコンは2、3台は投げつけて壊してるし、プリンターも投げて壊した。
夫がキレたときに反論すると夫の手が出る。
逃げると追いかけられる。
玄関のところで突き飛ばされて、わざと大声で「助けてー!!」と叫んだことも。
そうしないと夫が止まらない。
私も途中から、いい加減、夫が自分の気分でキレだすのがほんとにいやになって、反撃に転じたりもしてました。
でも私は常にどこか冷静なので、身の危険を感じたら逃げ出せる用意はしてるというね。
いや、もうね、変な人と一緒にいると、こっちも変にならないとこっちの気がほんとに変になるわけw
それでも、ケロッとしてるから、私も気にしないようにしてきた。
それ以外のときは、穏やかな人に戻るので。
こんな動画を発見。
うちの夫もこのような感じ(笑)
この動画の旦那さんは自分のことをADHDだと受け入れて、奥さんの言うことも聞き入れてくれてるからいいなと思う。
この旦那さんの特性になぞらえて私の夫の特性も書き出してみよう。
①うちの夫も出かけるまでの身支度にめっちゃ時間かかる。
尋常じゃない。
洋服もとっかえひっかえして、あーじゃないこーじゃないと着替える。
で、だいたい時間ギリギリか遅刻するので、私が声掛け運動してたし、動画の奥さんのように出発時間を本来の時間より30分以上早く言って行動させていた。
②「っぱなし」もあるある。
とくに水をずーーっと出しっぱなす。
扉も電気も「っぱなし」
とにかく元の通りに戻せない。
③整理整頓もムリ。
人が片づけてやっても、次の日はひっくり返ってる。
なので放置することにしているが、夫がときどき怒り出す。
「こんなことは女房の仕事だ!!」と。
でも私は知らん顔してます(笑)
散らかってるのは夫のものばかり。
夫の部屋だしね、知ったことか(笑)
今じゃ自分でときどき詰め込んでます(笑)
④それから、変なww神経質だから、自分勝手にひとの都合は関係なく掃除はじめる。
真夜中に掃除しだされたことも。
頭おかしいんじゃないかと思うくらいキレながら掃除する。
でも、どこか抜けてる。
それに物をもとに戻さない。
全部やりっぱなし。
⑤お金は持たせたらぜーーんぶ使ってしまう。
衝動的に計画性なく使う。
なんも先のこと考えてないみたい。
これさ、まさかそんなはずばいよね、って思ってたんだけどさ、違ってた。
そのくせ、お金に対する執着もある。
⑥とくに食料品に対するこだわりが強く、食料品を買い込むクセがある。
困るのは野菜など、同じものをダブって買ってくること。
違うお店に三軒行って、各お店でレタスとかキャベツを買うから家にはレタス3個、キャベツ3個とか。
文句を言うと「なら捨てる!!」とキレる。
そしてまた同じものを腹いせのように買ってくる。
他にもあると思うけど(笑)
いちいち気にしてたら私の気が変になりそうなので、気にしないようにしていたというのもあるから、スルー力が身についてます(笑)
こういう夫の性質を「この人はこういう人」と受け入れて、変えようとすることをやめる、ということを実践してきたのです。
すると、気にならなくなってくるのも確かです。
まあ、夫に対して、諦めるというか、こうしてくれたらとか、なぜこうしないのだろうとか、そういう
期待しないというか。
私の場合、上の二人の息子が手伝ってくれたのでそれができたのかなと思います。
妻が夫を変えようとすればするほど、ますます変わりません。
これほんとです。
できるだけ、あるがままの夫を受け入れることなのです。
夫婦のことを学んでからは、私は上に書いたような夫の行動をほとんど変えようとせずにきました。
私の考え方や捉え方、視点などを変えたり、対処の仕方などを工夫したりしてきました。
すると、夫のほうが徐々に変わってきました。
変わらない部分もあるけど、話し合いもできるようになってきたし、夫も私の話に耳を傾けるようになってきたのです。
夫も私の嫌がることはしないでおこうと思うようになってくれたようで、買い物などの仕方もすごく努力していると言ってくれるようになったし。
ほんとうに、いいときはすごく円満な時間を過ごせるようになりました。
笑わない夫が笑うようにもなって。
人と目を合わすことなく話をしていた夫が人の目を見て話すようにもなったのです。
ただ、コロナ禍が始まってから夫のキレる頻度が増えだして。
それじゃなくてもみんなコロナで疲れたりストレスもたまってるわけです。
そんなときに、とうとう私がほんとに夫に対してプッツンしてしまう「あること」が起きました。
なので今までの私とは違うスタンスで夫と一緒にいます。
そうして一か月になりました。
このスタンスのまま行くのか、どうなるのか、まるでわかりませんが。
この本の旦那さんは、かなりうちの夫のタイプと近いのではないかと思います。
Kindle版しかないようです。
著者は琉遠(るおん)さんという方。
この本もADHDの特性についても多く書いてあります。
かなり参考になりました。
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