2021年10月2~5日 朝日連峰縦走 泡滝ダム~朝日鉱泉
<朝日連峰 北~南主稜線縦走 山中滞在型余裕の3泊プラン>
10月2日(1日目) 泡滝ダムから大鳥池、大鳥小屋(泊)
10月3日(2日目) 大鳥小屋~以東岳~中先峰~狐穴小屋(泊)
10月4日(3日目) 狐穴小屋~寒江山~竜門山~西朝日岳~大朝日岳~大朝日小屋(泊)
10月5日(4日目) 大朝日小屋~小朝日岳~鳥原山~朝日鉱泉
初日の10/2は曇りですが大鳥池までだから問題無し。メインの10/3・4は快晴。
天候に恵まれて素晴らしい主稜線歩きができました。
予報では最終日の10/5もまあまあで、期待していました。
夜中に目が覚めると外は暴風の気配。
小屋の窓がガタガタ鳴っていて、耳栓をしているのにうるさかったです。
明るくなって小屋の外に出てみると、ガスで真っ白。
風速15m以上の暴風で、立っているのも大変で飛ばされそうです。
天気予報を確認したところ、18時まで風速13mで、18時から風速22mらしい。
大朝日小屋から朝日鉱泉に下る3コースのうち、まだ歩いたことのない平岩山・御影森山を
計画していたけど、風の影響を受けそうです。
大朝日岳から瘦せ尾根が続く中ツル尾根もやめた方が無難。
京都から来た単独女性は、泡滝ダムから入山して、小寺に呼んだタクシーで帰るとのこと。
無理ならば小屋に戻って来ると言って、出ていきました。
他の7人も出発しました。
小屋に残ったのは4人。
明け方に比べると風はだいぶ弱くなっています。
歩き慣れた小朝日岳から鳥原山経由で下ることにします。
7:00に大朝日小屋を出発。
ガスで遠景は見えません。 風が強くてふらつきながら下って行きます。
ガスが晴れて遠景が見えてきました。 風も弱くなりました。
銀玉水の美味しい水
下ってきた道を振り返ります。
一瞬青空が!これから晴れるのかな?
小朝日岳が見えてきました。
小朝日岳の南斜面は真っ赤に染まるので有名です。
太陽が当たらなこともあり今年は今一つかな。 日が差すのを待ったけどダメでした。
小朝日岳の巻き道との分岐点。
鳥原山に向かうには、山頂まで標高差170m登らなければなりません。
ガスが晴れて大朝日岳~中岳が見えます。
ガスの中の西朝日岳を指すケンさん。
平岩山・御影森山、中ツル尾根が見えます。 風が収まったから、あっちを下れたな。
小朝日岳から見た大朝日岳への稜線。
小朝日岳山頂(1,647m)で記念撮影。
鳥原山への稜線。 いい感じです。
歩きやすい道を下って行きます。
小寺山が見えてきました。
鳥原山が近くなってきました。
ロープ場が2ヶ所あります。
リンドウが咲いています。
石段が整備されて歩きやすい道。 ここを通るのは17年ぶりです。
大朝日岳~小朝日岳
鳥原山の山頂展望所。
大朝日岳~小朝日岳
鳥原山を下ると木道の湿地帯です。
池塘と草紅葉がいい感じですね。
草紅葉が見頃。
鳥原小屋の水場。
小屋の隣にある朝日岳神社。
鳥原小屋
鳥原小屋から20mの所にあるトイレ。 水洗トイレが2つと冬季用トイレが1つ。
小国町の高校生が登山合宿していました。
鳥原小屋は広くてきれいです。 床もピカピカ。
新築すぐの17年前に泊まった時とあまり変わっていません。
朝日山岳会の皆様がよく手入れしているのでしょうね。 ありがとうございます。
鳥原小屋から朝日鉱泉に下ります。 このあたりの紅葉は見頃。
青空が見えます。
紅葉の道を下ります。
ブナ林になりました。
ジグザグの急坂が終わるともうすぐ朝日鉱泉。
弘法水
吊り橋を渡るけんさん。
初めての朝日連峰縦走が、紅葉ピークの快晴続きだったから喜んでいます。
道路が通行止めになっているので、臨時の駐車場に車を止めてありました。
15:18 3泊4日の主稜線縦走は無事終了。
そこに止めてあった同行者の車に乗って、登り口の泡滝ダムに止めてある私の車を回収します。
大井沢の「ゆったり館」 温泉最高~
なにしろ3日も避難小屋泊まりでしたから。
近くの民宿で山菜キノコ蕎麦を食べました。(1300円)
さて、これから泡滝ダムへ。
これがけっこう大変だけど、あれだけ良い思いをしたから苦になりません。
仙台の家に着いたのが22:19。
蕎麦と温泉を入れて、下山してから7時間もかかりました。