知人によると、一の谷では庭でキャンプファイヤー(数メートルの炎が上がり、冬場に200mほど離れた角を曲がった時にきな臭い熱風を感じるほどらしい。)を頻繁にしているお宅があるそうで、そのお宅の駐車場にエアコン室外機が満載された軽トラや建築廃材を積んだトラックが数日駐車されていたりして、キャンプファイヤーのあと建築廃材が消えていたりしたそうだ。

という記事には、

中間処理業者の事業場が閉まったなどの理由で、産業廃棄物を積んだ車両を駐車場に翌朝まで停めることことは違法ではありません。

ただし、荷台上で廃棄物を仕分けしたり、駐車場に廃棄物を下ろすことは積替え保管の許可がないとできません。
廃棄物には一切触らずに、ほろ掛け等の荷台から飛散流出させないための対策も必要です。

また、中間処理場へ運搬することが可能な時間帯であるにもかかわらず、恒常的に駐車場に廃棄物を満載した車両を停め続けると、運搬基準違反となりますので、駐車は必要最小限度の期間内に止めるべきです。

などとある。

 

不審に思って、ご近所に聞いてみたら、リサイクル関係の会社を兼ねた住宅だったそうだ。

 

ま、産廃の積み替え保管や最終処分の許可を神戸市が出しているのだろうから、問題ないのだろう。

 

もしそうだとすれば、私の知人のイチャモンということになるのだろうか?

 

しかし、第一種低層住居専用地域で産廃許可収集運搬業(積替え保管含む)や廃棄物処理施設(建築廃材の焼却?)の許可を下ろすとは、神戸市は規制緩和の最先端を行っているようだ。

 

という産廃業の経営者のブログ記事には、

廃棄物の許可を取得するためには工場の立地が問題となります。最初に問題となるのは用途地域です。用途地域というのは都市計画法によって定められており、それぞれの土地が目的に応じて区分され、その土地に建てられている建物の種類や用途などを示すものです。よく、住宅広告にある「第1種住居専用地域」と書いてあるのがそれです。もちろん、産業廃棄物処理を住宅地で行なう事はできませんので、住居専用地域では産業廃棄物処理の許可申請を行なう事ができません。基本的には「工場地域」「工業専用地域」などで事業を営むこととなります。

とあり、「産業廃棄物処理を住宅地で行なう事はできません」というのが業界の共通認識のようだ。

 

もし、許可がおりていたら、地域住民にとっては迷惑な話かもしれないが、神戸市は規制緩和の最先端といえるだろう。神戸市全域でなく、一の谷だけなら、一の谷は産廃業特区といっても良いだろう。

 

神戸市の先進性は群を抜いている。

 

という記事には、

保管施設の場所的要件

保管施設は、用途地域の準工業地域、工業地域、工業専用地域にあることが求められます。

そのため、第一種低層地域から商業地域までの用途地域での許可取得は不可となります。

また、「風営法の距離制限」と同じような距離制限が設けられており、学校や病院の100メートル以内にある保管施設でも許可は不可とまります。

と書いてあり、一般的には「第一種低層地域」では産廃許可収集運搬業(積替え保管含む)や廃棄物処理施設などの許可はおりないようだ。

 

神戸市が許可しているのだろうから、飛び火火災などを防止する設備や消火設備(スプリンクラーなど?)がちゃんと設置されていて安全なのだろう。安全を確保した焼却施設なら、たとえ、キャンプファイヤーに見えたとしても、法律上はなんの問題もない。

 

もし、焚き火の火の粉による飛び火火災が起こったとしても、因果関係を証明できないだろうから、法律上は、なんの問題もない。

 

大手を振って、お庭でキャンプファイヤー(数メートルの炎が上がる程度の焚き火)やってください。

 

ただ、須磨浦は埋め立てで景観台無しで、内裏跡付近は産廃業特区化してるんじゃ、観光に行く気しないな。

 

一の谷の歴史について調べて見たけど、観光についていえば、実際に行くと、ガッカリするような場所になってしまっているようだ。このブログは一の谷への観光を推奨するものではありません。

 

 

などの意見もありますので、神戸観光をお考えの方はよく調べてから行かれることをおすすめします。

 

どこの観光地も同じだと思いますが、歴史的な街並みはコンビニ(コンビニ撤退後家族葬になっている場合あり)、駐車場、マンションなどで歯抜け状態、温泉地や里山・田園風景などは生コン工場、建材置き場、廃棄物置き場、廃車置き場、埋立、造成、空き地などを見に行くようなもので、数年前まで情緒があった場所の情緒が木っ端微塵ということはよくあることです。

 

 

看板掲げずに(無許可で?)やったら、犯罪的な行為になるのかな?

 

という記事をみると、わざわざ、第一種住居専用地域でしなくてもいいことをしたがる人がいるようだ。

 

一般的には、色々知恵を絞って「産廃業者じゃなくてリサイクル関係」「焼却処分じゃなくてバーベキュー」「屋根がないから作業場じゃなくて庭」「店舗用の倉庫じゃなくて居住用の倉庫」いろんな言い方を考えて、第一種住居専用地域で合法的に生活するのは良いことなのだろう、たぶん。

 

そういう感覚を持った人が多い街の人口が減っているような・・・、あ、神戸市か。「須磨浦」を埋め立てて「須磨海岸」と呼び変えて須磨浦の景観と無関係な開発をする手法に、ちょっと似ている。

 

 

西須磨付近には不審火と思われるボヤが度々発生しているようである。

2022年8月28日

 

2023年11月22日

 

西須磨海岸(須磨浦を埋め立てて分断した西の部分の呼称のようである)は水上バイクや釣りをする人がいて、なかには、流木などで焚き火(キャンプファイヤーのように炎が上がる?)をして暖をとったり、タバコを吸ったりする人もいるそうだから火の不始末や飛び火の可能性もありそうだ。須磨塩カーブに続く線路付近は頻繁に電車が通るので、整備不良の電車からの火の粉が原因ということもありそうだ。夏場は枕木が自然発火することもあるそうなので、何が原因かは特定しづらそうだ。

 

とにかく、不審火は怖い。